大倉山1112mの麓、標高420mに我らが旧小学校が残っている。

 

町に一つの小学校に統合されてからここは「町の郷土資料館」として生き残っているのだ。そして時々「選挙の投票所」であったり、「古文書の教室」になっている。

 

今日は第一教室で某TV取材です。

 

 

なかなかシナリオ通りにはゆきませ~ん。

これは歴史番組ではなくバラエティ番組なんでしょうかと思っていたら・・ただ今映していらっしゃるのはこの山で採れた銀鉱石。日野山銀山のサンプルです。

 

戦後早々の調査:昭和26年では鉱石トン当たり上鉱で銀700g。

「神岡鉱業所の分析によると、鉱石は著しく鉛の富む特徴を有し、また銀含有量も高い」と。戦国時代から元禄の世まで100年掘り続けられて昭和の時代に再び復活したが今はほとんど記憶遺産となっている。

 

デイレクターK氏「銀山それは何処でしょう?」

ワタシ「山根集落を登った標高8~900m辺り、『正カク』という所だと伝わっていますね」と答えたつもり(^^)

 

「おォ~~」と続きます。

 

そんな財宝は何時、誰が、何処に隠したのか?

 

 

文禄4年(1595年)秀吉から鹿野城主 亀井武蔵守茲矩に送られた朱印状の出番です。「ある限り御公用として運上せよ」と・・・それとも没になるのかな。

 

一番美味しい謎解きは「学芸員」さんの出番ですな。

 

場面は一転してドローンを飛ばす場面へと展開します(^^)。

こりゃやっぱりインデイジョーンズの世界ですわ。

 

さりげなく古い壺が出てきました。古銭が6000有余枚

詰めて埋蔵されていたものだそうだ。これはカットかも知れない。

 

謎はますます深くなるばかり、こっぽり。