またしても鬼林山への道に彷徨い込んでしまいました。

山の中腹を走る広域農道から黄金に輝く樂樂福の妖しき里が見えてきます。

 

手前の森の中に樂樂福神社はお隠れです。向かいの山には伊邪那岐命の御陵があるとか、人皇七代孝霊天皇の御后 細姫命が葬られているとか言い伝えは多い。

この神社のお守り寺であった神宮寺はただいま五十五代を数え郡内でも最古です。

 

その昔、西樂樂福神社と神宮寺から向かいにそびえる鬼林山に棲む鬼を退治したという話は有名だ。しかし鬼林山(きりんざん)という字名は山頂下のわずかな区域だけで、しかも樂樂福神社(西社)からしか見えない。

 

謎は深い。

そんな鬼林への道を辿ると

ツリフネの園の中に白い花が見えます。

今、このシロツリフネは消えてしまったようです。

山の中 環境も流転定まらないようです。

深い森を抜けてママコナ。

山頂には濃い紫のヒキオコシ。

鬼林の道は今なお深い。 でわでわ。