赤缶が決して悪い訳では無い・・・・  | ★げんらくマスターのmaniac-LOG★

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PS:本職はパン職人&Cafeのマスターですので、お間違えなく^^

すいません。

 

長くなりますが「オイルの件」

 

 

 

先の記事で皆さんに誤解を与えるような

書き方をしてしまった・・・と 反省しております。

 

 

 

あれから、なんだか?モヤモヤした気持ちが続いていたのですが

それが 何なのか! お友達からのアドバイスで 気が付きました。

 

 

 

 

 

 

 

まず 私は ズブの素人です。

(メーカー系の人でもバイクやオイルの開発者でもありません)

 

 

しかしながら多くのNS乗りの方々が 多分ココのブログを見て

参考にして下さっているのでは無いでしょうか。

 

 

そういう意味では、影響力が ほんの少しほど あって

勘違いした情報を皆さんにお伝えしてしまってはマズイと感じたので

記事に仕立てます。

 

 

ネットは誰でも、気軽に情報を発信できるメリットもありますが

逆に 偏った考え方も 簡単に広がると感じます。

 

 

 

 

さて

 

 

 

少し前の記事で「赤缶はダメなのか?」と書いてしまっていますが

 

 

 

 

 

訂正したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

情報を整理すると

 

 

まずDMR500KITを入れてるにもかかわらず、ノーマルオイルポンプ吐出量

焼き付かず 走れていたことは 間違い無い事実

 

 

 

 

ここからは あくまでも 私の推察です。

 

 

 

まず、「赤缶」はオイル飛散が キャブセットさえ決まれば 殆ど出なかった。

 

 

過去に入れたワコーズV2Rや ホンダ純正GR2などは

いくらキャブセットを頑張っても オイル飛散が激しかった。

 

 

 

この事から、「赤缶」は強固なオイル皮膜を形成する事ができる。

     ↓

反面 皮膜が強固な分 レスポンスが多少悪くなる。

 

 

 

 

オイルが綺麗に焼けるので、オイル飛散は減る。

     ↓

反面 カーボンとなって、蓄積しやすい。

 

 

 

逆にV2RやGR2等はオイル飛散が多い。

     ↓

反面 オイルが焼けない分 カーボン付着が少ない。

 

 

 

 

 

私は仲間と走りに行くと、先頭を走らせて頂くことが多いので

どうしても、「オイル飛散が少ない事」が、考慮すべき最優先事項でした。

 

 

なので、赤缶を好んで使っていました。

 

 

 

 

こう言う風に考えると

どんなオイルにも

メリット デメリットがあるのでは無いか!と言うことです。

 

 

 

 

繰り返しになりますが

 

「赤缶」が焼き付きにくいオイルである事は 私の500で実証済み。

 

 

 

ただしカーボンが蓄積しやすい傾向なので

1万キロくらい走ったらATACの蓋を開けカーボンの様子を見る。

 

また1.5万キロ走ったら腰上OHをする、

このような対策をすれば、今回の出来事は無かったと思います。

 

 

 

逆にV2RやGR2でもエンジンの調子次第では

このようになる可能性も 皆無とは言いがたいです。

 

 

 

2ストに乗るって事は そういうことだ と改めて思いました。

 

 

 

 

 

まとめると

 

どんなオイルにも、メリット デメリットがあるはずです。

 

 

恐らくNSR等の排気デバイスが付いた車両に

「赤缶」は余りオススメ出来ないと感じます。

 

理由は前途の通り、カーボンが溜まりやすいから。

 

RCバルブが固着すれば、性能ガタ落ちですもんね^^

 

 

 

 

 

使うオイルの性格を紐解き、「自分の走り方」「走る場所」

北国や南国によっても違うオイルが好まれる可能性があります。

(燃焼温度の違いから)

 

高速道路移動が多い・少ない も視野に入れる必要があります。

 

 

 

 

メーカーはある程度のマージンを取って エンジンやオイルの開発をしている聞きます。

開発時に使ったオイルは どんな環境下でもある一定の性能を保証されていると言えます。

 

 

 

ただ「赤缶」の場合は

■「カーボンの蓄積を嫌うバイク」(排気デバイス付き車)

■「エンジンレスポンスを重視する方」(レースやレーシングレンジで走らせる方)

には向かないオイルだと言う事になるのかと 思います。

 

 

 

 

 

結論

「赤缶は決して悪いオイルでは無い」

 

「カーボンが溜まりやすい」という事を理解した上で

 

赤缶なりの使い方をすれば良いだけ。

 

 

 

 

今回のトラブルの顚末は

 

私が

「カーボンが溜まりやすい傾向のオイルを使っている!」と言う事を理解しておらず

「腰上OHを怠ってしまった」と言うことですね^^

 

 

 

全て自分の責任で

決して赤缶が悪い訳では無い!

 

 

 

 

 

は~ なんだか スッキリした♪

 

 

 

 

 

 

■教訓

 

NSは1万キロ程走ったらATACカバーを外し、カーボンの溜まり具合を確認しよう。

また500ccKITを組んだら 1.5万キロ毎に 腰上OHしよう。

 

多分 ノーマルなら2万キロくらいで腰上OHかな? (感覚的に^^)

 

NSに乗るなら、コレに尽きると思います(^ー^)ノ

 

 

 

 

 

イロイロ 考察するのって、楽しいよね♪

 

 

やっぱ、NS最高!!