※※※このブログは2021年4月〜6月の振り返りの妊娠記録になります。


※※※この先の話は、NIPT(出生前診断)や人工死産(中期中絶)等の話題を含み、非常にセンシティブなことを書いています。ご留意ください。また、不快に思われる方は閲覧をお控えくださるようお願いいたします。








画像はさみます↓









今回は「メンタルのこと」のまとめです。



ホルモンの関係で、中期中絶(人工死産)後も

メンタルが不安定になりがちだそうです。



私のことでいえば。


中絶後6日目からの1週間くらいが

最も不安定になったかなと思います。


4日目が火葬で

5日目に少し休んで、、、

6日目から、急にぽっかりと

何もやることもなく、

お腹に赤ちゃんがいるわけでもなく、

穴が空いたような状態になりました。


仕事もないし(産休が8週ある)、

子どももいないので、

子育てでバタバタすることもない。


何もないので、

本当に、ぽっかり、

空いてしまうのです。。



空いてしまうと、それはもう、

いらないことを考えてしまったり。

妊娠中のことを思い出してしまったり。。


このことは、事前にある程度、

予測はしていたのですが、、、

でも、予測していても

つらいものはつらい。。

悲しいものは悲しい。。



夫には、

「中絶後は、メンタル不安定になるから、

取扱注意でとりわけ優しく接してもらえると」

と何度もお願いしてました。


が、そうはいっても、

男の人、私とは違う人間です。


お腹に子どもがいた女の私とは、

とらえ方や感じ方も違うのでしょう。


7日目に、いくつかのことが重なって、

バーンと私は、怒ってしまいました。


いや、大きな原因は3つあって、

どれも夫が、あきらかに悪いので、

指摘したら、夫もすごく

謝ってくれたのですが。。。


でもまあ、夫の心ない一言二言に、

あんなに傷ついて、怒って、

大泣きしてしまったのは、

やはり私自身のメンタルが

ガラスのハートだったのだなぁと

いま、振り返っても思うのです。


あと、10日目にも、

私は、夫に理不尽なキレ方をしました。

これは、夫に非があるとはいえず、、、


過去のことをほじくり返して、

思い出し怒りをぶつけるようなカタチでした。


私たちの結婚前は、

私が「私はいつでも結婚したいよ」と、

付き合った当初から言っていて。


ただ、夫はバツイチ。

再婚には慎重だったので、

夫が結婚する気になるのを

私が待っていたパターンでした。


付き合ったのも39歳直前だったので、

結婚したいし、可能なら子どもも欲しいけど、

この年でようやく出会えた大好きな人だし、

その人の考えや思いも尊重しよう、

と思っていました。


だから、自分の意志で、

結婚は二人の意見がある程度一致してから、

と自分でも思ってたのです。


その結果、子どもを生めなくても、

それはそれでしかたない。

自分が決めたことでもある、と。



が、中絶後10日目のこと。

ふとしたきっかけで、

「もう少し早く結婚してくれたら」

「なんで付き合ってすぐ39歳のときに

結婚してくれなかってのか 」

「なんで妊活にモタモタしてたのか」

「早く結婚してすぐ妊活してたら、

今より3歳も若かった」

「3歳若かったら違ったのに。

こんな思いしなくてすんだのに」

という負の思いに囚われてしまって。。


夜寝る前になって、

その思いをこらえきれず、

夫に大泣きしながら

ぶつけてしまったのです。。


「なんであのとき結婚ためらったのよ!」

「どうせするなら、早くすればよかったのに!」

「女の年齢は1年、半年で全然違うのよ!」

「妊活も早く始められたのに!」

「こんな思いをしなくてよかったかもしれないのに!」

とまあ、完全にやつあたり、でした。。


でも、それは私もわかっていて、

でも、行き場のない黒くて重くて大きい、

思いをもてあましてもいて。

どうにかこうにか吐き出し口を

求めていたのでしょう。


夫もそれがわかったのか、

「ごめん。二度目だから慎重になってた。。」

「ほんとうにそのとおりだね」

とポツリポツリと返す以外は、

黙って背中をさすってそばにいました。




その後も、家で一人でいると、

娘の骨壺が目に入って、

涙がだーっと止まらなくなったり。

信号が点滅したときに、

あわてて速歩きができる自分に、

もう、おなかにいないんだなぁと、

涙がこぼれたり。

毎日なんかかんかで泣いていました。


自分でも不安定になってるなあと。


とはいえ、未来の私のために、

心身ともに回復をはからねばなりません。


毎朝、同じ時間に起き、

体温を図り、朝ごはんを食べ、

通勤する夫と一緒に家を出て、

近所を散歩しました。

最初は1時間程度で、

でもだんだんと距離をのばし、

いまでは3、4時間歩くことも。

体力もだいぶ戻ってきました。


メンタルもだいぶ

安定してきたように思います。


食べる、体を動かす、寝る、

ってメンタルにも大事だな、と思います。

あと、いちばんは夫の存在。

「中絶後のメンタルはすごく不安定」

「中絶後はとにかく優しく。取扱注意!」

「私がキレたら、とりあえず謝る。

そして黙って話を聞いて」

「あと、さするとオキシトンという

心が落ち着くホルモン出るらしいから」

と何度も口に出して夫に伝えていました。


で、思ったのは。

人間はある程度、ホルモンの奴隷になる。

それをわかって、

「いまは期間限定の不安定タイム」

ととらえて自分に厳しくしない。

夫に甘える。

夫にはしてほしいことや

とってほしい行動を

具体的に言葉にして伝えておく。

できれば一回でなく、複数回。


時には人に感情を吐き出すのも大切。


暇がありすぎるとあまりよくない。

何か用事をつくったり、

外に出て散歩したり買い物するの大事。


泣いても時間は戻ってこない。

泣いても現実は変わらない。

泣いても未来が良くなるわけでもない。

と自分に言い聞かす。


夜よく寝れなくても、

朝は一定の時間に起きる。

体を動かして

ある程度体が疲れていると寝れる。

せっかく時間あるのだから、

料理を楽しんで栄養をとる。


こんな感じで、私は、いま

回復途中にいるのかな、と思います。






 

 ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)