※※※このブログは2021年4月〜6月の振り返りの妊娠記録になります。

※※※この先の話は、NIPT(出生前診断)や人工死産(中期中絶)等の話題を含み、非常にセンシティブなことを書いています。ご留意ください。また、不快に思われる方は閲覧をお控えくださるようお願いいたします。










【13w6d】NIPT(新型出生前診断)の結果がわかる日でした。

検査で血液を採取してから11日後の午後のことです。
電話+郵送のお知らせを希望していました。
(本来なら来院して対面での結果通知が基本かもしれませんが、緊急事態宣言中とあってか、電話か来院かで選べました)

前日からドキドキハラハラして、
当日は在宅勤務で仕事しつつも、
つい時計を見てはため息、
といった状態だったと記憶してます。

約束の時間を5分くらいすぎて着信。
クールな声の女性からでした。
病院名とお名前を名乗ったあと、
「検査の結果をお知らせします」の言葉に続いて
「21トリソミーが検出されました」と。

あまりに淡々と告げられたので、
「え…」と思いつつも「あ、そうでしたか」
と普通に答えてしまう。
そのクールな女医さんは、
続けて検査結果を受けて、
次の羊水検査についての説明を始める。

そして、私は「はい、はい」と話を聞きつつも、
だんだんと頭が現実を理解しだし、
「どうしよう、まさか、ほんとに陽性!?」
「21ってダウン症よね!?」
「このあと、どうしたら?!」
「いや、でもまだ確定診断ではないからちゃんと話をきかなきゃ(汗)」
とパニックになりつつも説明をきく。

説明の概要は以下。

◎NIPTはあくまで非確定検査。羊水検査を受けて確定診断になる
◎羊水検査は15週から可能な病院も多いが、うちは16週から
◎16週2日か16週5日の日程のどちらかの日で羊水検査が可能。どちらがいいか
◎3日で出る速報値と約2週間ほどで出る確定診断の両方を行う

この他にもいろいろあったかもしれないけど、
忘れていることも。

そして、私が質問したことも↓

私「もし、妊娠継続をあきらめて中期中絶になったら、腹腔鏡で子宮筋腫の手術したことがあるのですが、その影響はありますか」
→答「絶対ではないですが、おそらくそんなに影響はないかと」

私「もし、妊娠継続を諦める際には、中期中絶を行っていますか」
→答「うちは、継続の場合のみ対応しています。病院なので」
私「あ、そうですよね。すみません。あの、では、他病院を紹介くださるとかは……?」
→答「それもやはり基本的には行ってません」

といったやりとりがありました。

「陽性がでたら諦める」と思っていたので、
羊水検査をする前に、
その後の流れだけでも確認しておきたい
といった考えからの質問でした。

というのも。
結果が出る前にいろんなサイトやブログを見ていて、
中期中絶(人工死産)を行っている病院がとても少ないこと、
初期中絶よりはるかにリスクが高いことなど、
大変さを感じていたので。

それと、あるアメブロを書いてる方が、
NIPT陽性と結果が出たあと、
羊水検査の前に、中期中絶をおこなえる施設を
自分で探している日記を読んでいて、
「陽性と判定を受けたメンタルで
リスクの高い手術をする病院を
1から探すってつらいなぁ」と思っていたのです。。
(ネットの情報だけで探すのって、
けっこう厳しいものがあります)

でも、「病院は、治療とか命を生かす方向のためのものだものなあ」と
自分でも落ち込みつつも納得してしまって。。
もし、諦めるなら自分で探さなきゃ、と
ガックリしながら思った記憶があります。

そして何より。
陽性が出たらあきらめると考えていたけど、
でもやはり、自分のお腹の中にいる子、
楽しみにしていて、
つわり中もおなかをさすりながら
話しかけたりもしていて。
かわいくならないわけもなく。
もう一度ゼロベースで、フラットにして、
あらためてきちんと考えなきゃ、と思いました。

女医さんのお話のあとは、
助産師さんに電話が代わって、
羊水検査の説明やこの後の流れの説明を受けました。
電話はたしか20分ほど。

電話を切ってすぐ、夫にメールをしました。

〈ごめん。結果が出て21トリソミー陽性だった〉
と。

そしたら、すぐに仕事中の夫から
電話がありました。

「ごめんなさい。検査結果陽性だった」
と言って思わず泣いてしまいました。

思わず「ごめんなさい」と言ってしまうのは、
やっぱり
「染色体異常は卵子の老化。
私が高齢なのに妊娠を望んだせい」
と考えているからだなあと。

夫は「お前のせいじゃないよ。謝るなよ。
今日帰ったらゆっくり話そう」
と言ってくれた言葉にまた涙が出てきました。

しかし、泣いても現実は変わらない。
いろいろ調べること考えることは
たくさんある、と電話を切りました。