Kristallnacht
1938年11月9日夜から10日未明にかけてナチス党員・突撃隊がドイツ全土のユダヤ人住宅、商店、教会などを襲撃、放火した事件である。これを機にユダヤ人に対する組織的大虐殺が始まった。

警察・消防は当局から介入を禁じられたため、非ユダヤ系国民によるユダヤ人商店・住宅の打ち壊し・強奪にも発展した。その際に砕け散った窓ガラスが月明かりに照らされて水晶のように輝いたことから水晶の夜(クリスタル・ナハト)と言われているが、実際には殺害されたユダヤ人の血や遺体、壊された建造物の瓦礫等で、現場は悲惨なものだったという。

こんなキレイな響きの言葉からは想像できないほど残酷な光景だったんだろうな。
無機質で冷たい恐怖を覚えさせる。
「奇しくも」ドイツ革命における皇帝ヴィルヘルム2世のオランダ亡命(1919年)、ナチスが起こしたミュンヘン一揆の鎮圧(1923年)、ベルリンの壁崩壊(1989年)といったドイツの歴史上の大事件はいずれも11月9日に起こっているんだとか。