こんにちは。和尚さんと学ぶ経営塾!玄徳庵のこうめいです。

 

世の中に奪う人(テイカー)があふれる時代。自分の利益にしか意識が向かない。そういう人が増え始めています。

 

そういう人と戦える力を身につけた相手を大事にできる人を増やすべく開講しているのが、このブログ講座です^^

 

さて、今日は前回もちょこっと話をしたテイカーさんのびっくり行動をちょとはなしていこうと思います。

 

ある交流会での話……。

 

私の友達は、とある有名な先生と話をする機会がありました。その先生から、「私、○○の分野まったくやったことなくって、教えてもらえませんか?」と聞かれたそうです。

 

私の友人は情報を出し惜しみせず、みんなで共有して業界を明るくしたいと考えている経営者だったのもあり、また、相手も有名な先生だったので質問に答えたそうです。

 

ところが驚いたのはここから数週間後……。

 

その方はどうされているかな?と思い、SNSをのぞいたら……。『セミナー開催!!私がやってきた○○の体験を全部語ります』といった感じのセミナーを開催しているではありませんか?

 

そしてその○○が、先日飲み会で相談されたのとまったく同じ分野の話。

 

そしてお客さんに話す内容として書いてある項目も先日私が話したものとまったく同じことが例として書かれていたんです……。

 

あれから1か月も経ってないわけですが、きっとその間になん十件というその業務をやったんでしょうね(苦)普通では無理なんですが…。

 

それ以来その人と友人は一切連絡を取ってないそうです。

わかりますでしょうか?

 

この先生はダブルの奪う人力を実践しているツワモノです。

 

まずは、私の友人からタダで自分がやったことのない仕事の情報を聞き出し、それを自分のものにしました。

 

まぁ、ここまでなら、よくはないですがまずまず許せる範囲です。

 

ところがそれを、さらに未経験の人たちにさも自分の体験談のようにしてセミナーを開催して「ただで手に入れた情報」を売り払い、荒稼ぎをしていたわけです。

 

こうなるとこの人たちは、もしかするとこういう奪う行為を繰り返して有名になってきたんではないか?という可能性すら疑いたくなってしまいます。

 

だって、セミナーの参加してくれているお客さんのことも騙してないですか?これ??

 

もちろん、その間に数週間あるわけで、その期間に実際その仕事を山ほどやったのかもしれないので何とも言えないんですがね。

 

でも、こういうテイカーがいるわけです。世の中には。

 

では、こういうテイカーを避けるために本音で話すのはやめた方がいいのか?なんて私も開業当初は悩んだんですが、できる対策は一個です。

 

誰にでも優しくではなく、信頼関係が出来上がるまでは「話していいこと」「これ以上は話さないこと」というのを明確に自分の中で決めておく。という手法です。

 

あるいは逆に、ブログなどで全部自分の持っている情報を公開してしまって、そういう悲しい思いをしないようにするという対策もあるんですが、上の方がいいんじゃないかな?と思います。

 

テイカーは自分の利益を上げることが得意なので、あなたの大切な情報も自分のものにしてお金にしてしまいます。もちろん自分のね。

 

ところが、その情報に間違いなどがあると、突然手のひらを返し、あなたのせいにし始める可能性もあるのが怖いところです。

 

やはり、そういう人には巻き込まれないように、情報の出し方というのはちょっと気を付けた方がいいかもしれません。

 

情報を出し惜しむのではなく、「周りの人に盗まれてもいいレベルの情報のライン」をルール化してみてくださいね。

 

ということで今日はここまで。

 

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