こんにちは。和尚さんと学ぶ経営塾!玄徳庵のこうめいです。

 

明日は秋のお彼岸の中日になりますね。お墓参りや仏壇の掃除などをされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

さて、今日はちょっとお坊さんでもある私っぽい話をしてみようかなと思います。

 

神社仏閣にお参りに行くと経営者として成功する。

 

成功者はお墓参りを大事にしている

 

なんて話聞いたことがあるかもしれませんが、その影響か、私も、「こうめいさん。お墓参りしないと経営者として成功しないの?」なんて聞かれたりします。

 

うん。このあたりは、その神社の神主さんやお寺の和尚さんによって考え方は違うから、絶対にこれが正しいという答えはないんだけど、私はお墓参りとか、神社仏閣をめぐることって、自分の心の声を聴くチャンスだと思ってます。

 

例えばお墓に向かって、「おじいちゃん、最近こんなことがあったんだよ」なんて心の中で話しかけたりするわけですね。

 

あるいは、彼岸会などに参加して菩提寺さんのご本尊さんなどを見て、「お釈迦さん、私は今こんなことで悩んでいてね」とか会話するわけです。

 

それを聞いて、神様が突然現れてあなたの願いを聞き遂げましょう!!!なんてことは残念ながらありません。人の問題は人が解決しなければいけないんです。

 

そうではなく、お参りで自分の心の中の思いを誰かに話を聞いてもらうことが、自分の苦しみを和らげる・新しい勇気を与えてくれる行為なんですね。

 

例えば、つらいことがあったらノートに毎日全部書き出すといいよ。という手法があります。自分の苦しみを言語化して、ノートに書いて吐き出すことで心が落ち着くんです。

 

同じように、お参りしながら、「前回お参りした時から今日までにこんなことがあって、こんな風な思いをして……。」と、話しかけながら、心を整えていくことができます。

 

あとは、節目づくりですね。

 

ダラダラと悪い状況を引きずり続けるよりも、神社やお寺・お墓にお参りに行って「これでリセット!!」と気持ちを切り替えるきっかけになります。

 

そして、つらい時にそういう心を静める場所があることってすごく大事なんです。

 

私も関東で経営者をやっているときに、経営って魑魅魍魎の世界ですからげっそりしてしまったんです。人の闇と向き合うのが仕事の法律家だから…よりげっそりでしたね。

 

最初はそんな私の話を聞いてくれる人もいましたが、何せ聞いてる側もハードですし、あと、守秘義務なんかもあるからいろんな人にいろいろと話するわけにもいかず、ドンドンどんどん。負のパワーがたまり……。

 

本当に毎日イライラしながら、情緒不安定になった時期もありました。

 

吐き出す場所がない。聞いてもらえないって、こんなにつらいんだと、初めて知ったんです。

 

だから昔の私と同じように、ストレス抱えまくりの経営者さんもいるはずなんですね。

 

そういう人が行きつくのが、神社仏閣へのお参りやお墓参りなのかなとも思ったりします。私も結果、お坊さんになりましたし。

 

だから、悩みが多い人や深く悩む人ほど神社仏閣や、お墓参りを大事にするのかな?なんて思ったりすることもあるんです。

 

そう考えていくと、経営者の人や成功者ほど悩むことは多いし、何よりも他の人に気楽に話せないのでお参りの時間がリフレッシュの時間になるんだと思うんですよね。

 

だから、お墓参りに行かないと罰が当たるとか呪われるとか、地獄に落ちるわよみたいなマイナスの意味ではなく、自分の心を整えるためにプラスの意味でみんな言ってるんだと思います。

 

先ほども言いましたが、捉え方は人それぞれなので、あくまでも私の体験での話なんですが、よかったら参考にしてみてください。

 

明日はお彼岸ですし、せっかくなんでお墓参りに行ける人はお墓参りに、いけない人は、自分の親族に心の中で手を合わせてみてもいいかもしれませんよ?

 

ということで、今日はここまで。

 

玄徳庵はお坊さんが教える経営塾として活動させてもらってます^^

 

 

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