個人事業主の学び舎玄徳庵には、今日も、個性的な生徒さんたちが様々な悩みを抱えて駆け込んできます。
さて、今日はどんな相談なのか?一緒にこっそりのぞいてみましょう……。
こうめい「今日は私の過去の失敗体験談を話してみようかと思うんだけどいいかな?」
玄ちゃん「お!私の失敗談シリーズですね」
こうめい「そうだね。今日は私が、今振り返って調子が良くないときにめっちゃやってたあれの話をしていこうと思うよ」
こうめい「今日の話は、私が事業でうまくいって天狗になって、そこから急降下して自信喪失しながらも、何とか頑張ろうとしていたときの話だよ」
玄ちゃん「ジェットコースターのような人生を歩んでいるのがこうめいさんです」
こうめい「絶叫系苦手なんすけどね」
玄ちゃん「人生で十分経験してますからね」
こうめい「それはさておき、実は私、アメブロ時代から数えてブロガー歴14年なんです」
玄ちゃん「結構長いですね。開業前からですか?」
こうめい「開業1年前からちょこちょこいじりだして、本気で書き始めたのが開業2年目ですかね。そこで爆発してお仕事が増えて。という状態だったんですが、お仕事の増加に自分の成長が追い付かず、そこに不運が重なって大崩壊したわけですね」
玄ちゃん「外から見てるとわからなかった内々のトラブルでしたけど、そのトラブルを乗り越えたときには、こうめいさんは抜け殻のようになってしまったんですよね」
こうめい「そう。完全な抜け殻だったね」
玄ちゃん「で、その時の話らしいですが?」
こうめい「ああ、ブログやSNSでの配信なんです。実はその抜け殻状態の時のブログを確認したんですけど、ある特徴があったんですね」
玄ちゃん「何でしょうか?」
こうめい「ノウハウの記事やテクニックの記事ばかり書いてるんですよ」
玄ちゃん「それって悪いことなんですか?」
こうめい「実は、自分に自信がある人は自分の体験談も含めて「アドバイス」や「提案」を配信したり、自分のところに来るとこんな「未来」が待ってるよ。という、アフターの姿を見せることが多いです」
玄ちゃん「何が違うんですか?」
こうめい「自信がない時のテクニック論などは、「○○さんがこう言ってた」「○○さんの本にこう書いてあった」といった、他の人の名前を使ったテクニック論の後悔が増えがちなんです」
玄ちゃん「…!なるほど。自分の意見として胸を張って言えないので、他の人の名前を借りて、虎の威を借る狐みたいなことやるんですね」
こうめい「虎の威を借る狐って、わかりやすいですね。まさにそれで、体験談を書いたり、誰かとコラボでセミナーやっても、自分ではなく相手の知名度で集客しようとか、賛同を得ようと無意識にしてるんですよ」
玄ちゃん「ということは、ノウハウ記事そのものがまずいんではなく、『自分の意見を胸を張って言えなくなる状態』というのがやばいんですね」
こうめい「言われてみれば、この時期って、めっちゃ誹謗中傷に敏感になってて、それが原因でどんどん悪い方向に進んでいってしまっていた気がするんですよね」
玄ちゃん「こうめいさん調子いい時は、実力でそんな悪口ひっくり返してやる!!と、燃えるタイプでしたもんね」
こうめい「そういうタイプの私でも、ダメな方に落ちていくことがあるんだって若いうちに経験できたのは、今振り返ると宝なんだけど、やっぱ、他の人には経験させたくないよね」
玄ちゃん「こういう時ってどうすればよかったんですかね?」
こうめい「自分を肯定してくれる絶対的味方がほしいよね。私もそういう人が一人もいなくなったのが一番きつかったし、長引いた原因だと思う。いなければ、カウンセラーさんとかに頼むのもありだね」
玄ちゃん「自分が弱ってるなと思ったら、いろんな人に力を借りて自分のメンテナンスをすることを優先すべきなんですね」
こうめい「私がカウンセラー資格を取ったのも、実はこういう経験があるからこそ、生徒さんが折れそうなときに支えられるようになりたいからだからね」
玄ちゃん「自分の意見に自信がなくなり、他の人の言っている「ノウハウ」や「テクニック論」ばっかりブログなどに書き始めたら黄色信号!心のメンテナンスをしてくださいね」
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