個人事業主の学び舎玄徳庵には、今日も、個性的な生徒さんたちが様々な悩みを抱えて駆け込んできます。
さて、今日はどんな相談なのか?一緒にこっそりのぞいてみましょう……。
玄ちゃん「こうめいさん!今日もいろんな失敗談を聞かせてください」
こうめい「失敗からは学ぶことが多いからね。なるべくいろんな失敗談を話せるようにしようとは思ってるよ。ブログをフォローしてもらえると、更新情報が届くからおすすめですよ」
玄ちゃん「メタ発言をしたところで(笑)本題に入りましょう」
こうめい「では、今日はこんな話をしましょう!」
玄ちゃん「お願いします」
こうめい「ある行政書士さんの話。この行政書士さんは女性の方で、とても物腰が柔らかな方でした。ところが、その物腰の柔らかさが裏目に出て、最初は丁寧な姿勢だったお客さんが豹変して傲慢にふるまうようになってきたんです」
玄ちゃん「最初は行政書士という権威が付いていたので、丁寧に接していたんですが、慣れてきて傲慢になってきたということですね」
こうめい「そう。ほぼ正解なんだけど、ここで、お客さんの態度の豹変には経営者自身の態度が大きく関係してくることを知ってほしいんだ」
玄ちゃん「そうなんですか?」
こうめい「例えば、低姿勢も度を超すと自信がない人に見られるよね?」
玄ちゃん「そうですね。なんかそういう風に見えちゃう人もいますね」
こうめい「この辺りは体形や、その人の声の質、その他いろんなものが影響するから一概に正解を一般化できないんだけど、『声の通る人は成功する』なんて言われるのは、声が通る人は自信があるように見えるからだと思うんだよね」
玄ちゃん「たしか昔の武将なんかでも、声が通ることってすごく重要だったらしいですもんね」
こうめい「で、私の体験談をしようと思うんだよね。いいかな?」
玄ちゃん「どうぞ」
こうめい「まず私も、私の雰囲気を見て喧嘩売ろうとは思わない。といわれるくらい厳ついんですが(笑)」
玄ちゃん「昔酔っ払いが複数で絡んできて、こうめいさんの顔見た瞬間逃げ出したという伝説がありましたもんね」
こうめい「懐かしいね(笑)これは私が生まれもって与えられた体格と雰囲気と顔の怖さ(笑)のおかげで、私はお客さんから基本舐められるということは経験したことがほぼありません」
玄ちゃん「そういう意味ではすごく恵まれてたよね」
こうめい「ありがたいことにね。そんな私でも、20代前半の塾の先生の時に、すごく低姿勢に保護者さんに接してたら保護者面談で2時間お説教されるという経験をしたことがあります」
玄ちゃん「生徒さんのお母さんに2時間も怒鳴られたんですか?」
こうめい「そう。丁寧に接しようと思ったらその姿が頼りなく見えて、立場に上下関係ができてしまったんだ」
玄ちゃん「そういう時ってどうすればいいんですか?」
こうめい「毅然とした態度で、あなたと私は対等の関係ですけど?ということを示していくことが必要になるんだけど、当時は経験不足でできなくって、とんでもない目にあったんだよね」
玄ちゃん「こうめいさんを叱り飛ばす……。伝説です」
こうめい「いや、私そんな顔怖いキャラじゃないからね。確かに怖いといわれるけど」
玄ちゃん「ふふふ。では、今後こんな失敗を読者さんがしないためにどうすればいいんですか?」
こうめい「一言で言うと、常に相手とは対等なんだ。という強い思いを持つことです。虚勢を張って偉そうに見せることもありませんし、強そうにふるまう必要もありません。ただ、毅然と対等なんだとふるまいましょう」
玄ちゃん「思いやりの心と、過剰な謙虚さは似て非なるものなんですよね」
こうめい「そうなんだ!その違いが分かってないと、お客さんはいつまでたってもだんだん横柄になってきてしまうよ。『お客さんはあなたの心の状態を映す鏡』なんていうけど、まさにその通りで、あなたの心理状況がお客さんの態度につながるんです」
玄ちゃん「とはいえ最初から、毅然とふるまえる人って少なくないですか?」
こうめい「そうね。だから、玄徳庵では、普段の交流会や勉強会などで誰とでも対等に話ができる練習をしてもらってるんだ」
玄ちゃん「経験値をちょっとでも積んでいくことで自信をつけてもらうんですね」
こうめい「不安な人は、コンサルの時に練習をすることもできるからよかったらコンサルを活用してね」
対人関係が苦手。どうしてもお客さんの言いなりになってしまう。そんな不幸な状況を打破したい方へ玄徳庵のコンサルで一緒に練習しましょう!