月に一度の連句の会。
確かに、約束事は多々あるし、月花恋がいっぱいで、
中でも、恋の経験が少ないので、連句は全く向いてない。

そう思いながら、何ヵ月も、会に参加してはそう思い続けたわたしでしたが、もう悟りました!



連句は、妄想の世界。人生経験は、どうでもいい。
ただ、思い浮かべられれば良し。

今、取り組んでいるワークショップでは、さばきの先生が発句か脇句から見つけてくれた、「古手紙」「女王蜂」「交差点」と言う三つの巻を完成させるために、ただひたすらに、長句と短句を妄想し、いや創作し、繋いでいきます。

「ぶらり火よう日」の皆さんには、恋の話をたくさん聞かせて頂きまして、大変お世話になりました。

でも、もう良いんです。大恋愛はしましたが、何しろ数が乏しい私も、吹っ切れました。

皆さんから聞かせて頂いた甘酸っぱい思い出は、忘れないようにしますが、これからは妄想の恋の話を花火のように次々と、打ち上げていこうと思います。

作るのも楽しいけど、人が繋いで下さる世界を覗くのは、もっともっと愉しいものですね。