自分が住んでいる処で、

 

高齢者のための居場所を

 

我がままにも作ってしまった

 

私でしたが、現在存続の危機。

 

 

 

 

同じような存続の危機なる

 

居場所の方から悩みを聞きました。

 

 

 

誘われた側からのご意見では、

 

やはりそこに行くと

 

独自の楽しさがあることが

 

体感できないと、続かないのではと

 

言われていました。

 

 

 

 

これは、自分たちの居場所を

 

振り返ってみるうえでも

 

大いに参考になりました。

 

 

 

せっかく来てくれる人が、

 

満足して帰って下さるような

 

内容がある居場所にしようとして

 

クイズやらゲームやら歌やら

 

色々詰め込みすぎ、

 

自分が出せないような場所に

 

なっていたのではないか。


つまり、運営する側の空回り。

 

 

 

作った時から一緒に活動して

 

計画を立てたり、

 

一人暮らしの方を訪問してきた

 

仲間が、スタッフを辞めてみて

 

分かったことを教えてくれました。

 

 

 

スタッフにしてみたら、

 

その場所に行くのは当たり前。

 

生活のリズムになっている。



 

でも、一般の人は参加することが、

 

当たり前にはなっていないし、

 

人にとっては負担にもなっている。

 

 

 

ちょっと休むとさらに行きにくくなる。

 

 

 

そうですねえ、家庭の事情もあって、

 

居場所から離れたいと言われた時は、


どきりとしたのですが、


正直に居場所のことを考えて


意見を出してくれています。

 

 

 

ここにきている他のスタッフは、

 

なぜかとっても元気で、私に居場所を

 

止めさせてくれるような雰囲気では

 

ありません。

 

 

別の市や区からも、

 

この暑い季節でも、

 

わざわざ来てくれるのです。

 

 

ちくちくカフェで作っていた、

 

帽子が完成したのを、

 

持って来て見せてくれる。

 

 

もう一人も、

息子さんのウェイトベアに


被ってもらった帽子の画像を


送ってくれました。

 



会場準備の間に、ちらっと

 

帽子の品評会。

 

さらに元気が出ます。

 

 

 

だから、「今がどん底」と思いながら、

 

新しい気持ちでもう一度

 

一回一回を大切にして、

 

継続していこうかしら。

 

 

 

底の方には、

 

高齢で動くのが不自由になっても、

 

今の場所で何とか生活できるような

 

暮らしの知恵と仕組みを

 

考えることを密かに念頭に置いて。