夕方から、御影にある世良美術館に出かけました。

 

一緒に仕事をしたことがあるSさんが、

この美術館で、コーラスの練習に参加していて、

コンサートがあると、誘ってくださるのです。

 

今日は、クリスマスイブなので、テーマは、

もちろん「クリスマス」

他にも、6月には「雨」がテーマとなったコンサートもありました。

 

このコンサートは、Salon de musee (松田 都先生指導)による

演奏もあるのですが、大半が参加者も一緒に歌うというもの。

 

初めて参加したころには、高い音はほとんど歌えない自分に

おどろいたものだったが、最近歌サロンや、居場所サロンで、

歌うことが増えて、声帯が少し柔らかくなったのを実感。

 

野上 彰作詞・団 伊玖磨作曲の「子守歌」を

皆で歌う前には、朗読があり、やさしい母の声に

うっとりしてしまいました。

「昔々よ 北の果て オーロラの 火の 燃えている

雪のお城がありました」

なつかしい詩です。

 

今年は、新しい試みとして、「オペラ座の怪人」から、

クリスティーヌとファントムの掛け合いが披露されました。

先生が、「世界最高齢のファントム」と紹介された方は、

イタリアで買われたという、ファントムの仮面をつけて登場。

小道具にもこだわりが感じられますねえ。

 

クリスティーヌ共々、お若い歌声に感心させられました。

 

たまたま5月に京都まで出かけて観劇した劇団四季の

「オペラ座の怪人」の舞台を思い出していました。

娘の婿殿の腰痛のおかげで、思いがけず誘われた

ミュージカルでした。

 

今年は、ファントムにご縁があるようです。

 

このコンサートでは、なじみのある曲も多いのですが、

わざわざ参加者が参加する歌の楽譜を、

いただけるので、知らない歌でも歌いやすいのです。

 

クリスマスに、教会ではないけれど、美術館でメリークリスマス。

素敵な夜を 有難うございました。

御影の駅に戻ると、すっかり夜の街です。