公人は発言に責任を持つべき | 代書屋ゲンメイの「ただ今営業中!」

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埼玉県深谷市をに拠点にしている行政書士・秋山元明の業務と日常、そして趣味のブログ。
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「すぐにゴメンナサイと謝っていたら行政はできません」
只今、夕食を食べながら「さんま御殿」をみていたところ、ある気になる発言がありました。
発言主は塩村あやか氏。
この人、よく知らんけど政治家らしい。
こういう発言をノリとはいえ軽々しくテレビでするべきじゃない。...
行政行為には公定力というものがありまして、たとえ違法な行政であっても行政機関が取り下げたり裁判所が取り消されない限り、一応効力があります。
つまり、極端なことをいえば決定し施行された行政行為は違法であっても国民側は行政の方針に従わないといけません。
しかも、国民側には違法を訴える期間が6箇月とかなり短期。
場合によっては、事情判決(又は事情裁決)といいまして、「たとえ違法であっても泣いてくれ」ということもあります。
行政の早期安定と、行政とは公共の福祉を目指すものなのでそれは致し方ないものと、現制度ではいわざるを得ません。
なにがいいたいかというと、行政とは国民が弱い立場なので、こういった開き直りとあからさまな態度をとると腹が立ちますね。

こういう権利の上にあぐらをかく御仁はいかがなものかと。