日本全国至る所でインフルエンザが猛威を振るってます。先日我が家で起きた一大事をご報告させていただきます。
小さい子を持つ親は必見です！
先々週、次男が高熱を出し診てもらうとやはりインフルエンザ。
39度代の熱が続き薬を飲ませ、水分をマメに補給(りんごジュースとポカリを半々で割って更に水で薄めたもの。点滴に近いと医療関係者から聞いたので)しましたが吐いてしまう
これを一晩中繰り返した翌日早朝
『ガッ、ガッ』
と次男の声に、うお！ベッドで吐くな！と思い慌てて抱きかかえ洗面所へ行くと身体中が痙攣してる
特に両手がアニマル浜口が『気合いだ！気合いだ！』ってやる時みたいに激しく動いてる
しかも喉に何か詰まってるようで呼吸してない
シャレになってない
『おい！起きろっ！！』
異変に気づいた嫁が飛び起きてくる。一瞬で状況を察知し、喉に何が詰まってるのかを確認しようとするも痙攣していて歯と歯の隙間が3ミリ位しかなく指が入らない
昨日から水分しか取ってないのに何が詰まってる？
呼吸が止まってからどれ位経つ？
5ミリ位まで開いた前歯の隙間に指を入れるも物凄い力で噛み付いてくる
クソ 口が開かない
チアノーゼの症状が出始め唇が紫に変色し
顔面から一気に血の気が引き始め真っ青になっていく
おい！ふざけんな！
昨日まで走り回ってたのに
いくら4人子供がいるからって
こんな事で死なせてたまるか
『ジョーくん、やだやだやだ』
嫁のテンパってる声が焦りに拍車をかける
こうなったら顎が外れようが口が裂けようがこじ開けるしかない
首の力が抜けゆっくりと頭が下がり白目をむく次男
『ジョーーーー！戻ってこい！！』
噛み付かれてる指にありったけの力を込め口をこじ開ける
1センチ位まで空いた瞬間に嫁が用意していた掃除機の隙間ノズルを突っ込みスイッチを入れる
『ジョー！ジョー！ジョー！』
何も詰まっていない…
『かはっ、けはっ、、、、、、
びえ～～ん、びえ～～～ん』
泣いた…
生きてる
顔色に赤みがさし、唇も見る見るうちに血が通ってゆく
助かった
ふううぅぅぅ
ただもう一度同じ症状が出たらどうすればいいか分からないので#7119(救急相談センター)に電話する
ぐったりしている次男が呼びかけに応えるかどうかを問われ何度も試すが無反応
結局救急車を呼ぶように言われ救急隊員が到着し、状況を伝える
もう大丈夫だと思ったら腰が抜けたようになって
『このまま死んじゃうじゃないかと思った』
と声に出してた
『そうですよね。99%の親御さんがそう言いますよ。痙攣起こしたら何時でも救急車呼んでください！』
と優しく対応してくれた
診察の結果は熱性痙攣。
俗に言う、ひきつけを起こしたってわけ
ちなみに体を揺すったり、叩いたり、ましてや口に掃除機を突っ込むなど全部やってはいけないことだった
医者に言わせれば
『口に何かを突っ込むと口の中を傷つけてしまう。体を横向きにして顎を上げれば気道は確保できる』
と。
いや知らないでしょ普通そんなこと
餅詰まらせた年寄りの口に掃除機突っ込めばいいってテレビで見たことがあったから、それ以外思いつかなかったから
いやーしかしビビった
本気でテンパった
熱性痙攣なんて聞いたこともなかったから本当に焦った
ちなみにその時に噛まれた指がこんな感じ
まだこんな経験をした事がない親御さんは一度熱性痙攣について調べてみてはいかがでしょうか？
やっぱり子供は元気に走り回ってるのが一番だよね！
