というわけで今回の旅行、きっかけはプラモデル&ミニ四駆。
当初の目的地はTAMIYA本社とホビースクエアだったのですが、たまたま以前から目をつけていたYAMAHAのエンジン分解組立イベントが開催予定!
しかも、同じ日の午後からミニ四駆のイベントもある!
これは…!と思って息子に話すと、案の定ノリノリ
YAMAHA本社は浜松だと息子に伝えると(実は間違いで磐田市でした)
「浜松市といえば…本田宗一郎が産まれたところだよ。あと、もしかしたら豊田佐吉記念館があるんじゃなかった!?
」
えっ!?そうだったっけ?
豊田佐吉記念館といえば、秋に豊田市を訪れた時にいつか行きたいと夢見ていた場所。
(忘れてたけど、この記事の最後にいつかエンジン分解組立イベントとあわせて来たいって書いていた…)
調べてみると…
「あとはーーしかみ!?」
これまたすっかり忘れてましたが(ニワトリ並の記憶)、そうそう。浜松市博物館には立体しかみ像があるんだった!
大切なことは5秒で忘れる(そもそも聞いてない)が、興味のあることに記憶力を発揮する息子
そして、調べてみたらスズキの本社もある!!
なんなんだ、静岡…!!
豊田佐吉に、本田宗一郎に、スズキに、YAMAHAに、TAMIYAに…すごすぎやしないか
そんなこんなで企画段階から大興奮だった我々。
高鳴る胸をおさえて、飛行機と新幹線でまずは静岡市へ。
静岡駅に着くと、よく見かけるモニュメントが!
「模型の世界首都・静岡」
息子めっちゃ笑顔。
(SHIZUOKA, A MODEL CITYはこれで良いのか…?)
予約時間まであまり余裕がないのでタクシーでTAMIYA本社へ向かう。
着いたー!!
予約制。私たちの他は大人の男性が1人のみ。
入ってまず受付をして、少し階段で上がったフロアが見学可能な展示スペースがある。
展示スペースはワンフロアだが、歴史館、実車の展示、現在販売中のプラモデルやラジコンの展示、グッズ販売ショップなど盛りだくさん。
まずは歴史館へ。
木製模型、絶版になっているプラモデルやラジコン、艦船、とても精巧に作られたジオラマなど、見応えがあり、知識のない我々でも楽しめる。
このコーナーで1時間以上を過ごした。
息子は艦船模型とジオラマに釘付けでした。
タミヤは最初は模型の会社ではなく、建築用の木材加工販売の会社だったが、その後木材の切れ端を使って木製模型の製造、販売を始め、それが人気となって木製模型専業メーカーとなったとのこと。
タミヤについてもっと詳しく知りたくなり、ショップでこの本を購入。
タミヤの会長である田宮俊作氏の自伝。
衰退する木製模型会社を氏が継いで、その後タミヤが日本を代表する模型会社になるまでの苦難の道のりが描かれているのですが、やはり常人とは一線を画すような突き抜けた情熱があり、悲壮感がない。
ミリタリーモデルに対しての思いなども知ることができ、とても興味深かった。軽い語り口でとても読み易い。
(タミヤ本社で買うとサイン入り!)
その後、実車の展示スペースへ。
1/1のミニ四駆があるはずが、残念ながら貸出中。
プラモデルを作る機械なども見つつ、こちらはさくっと回る。
最後に販売中のラジコンやミニ四駆、工具などの展示を見た。
知っているものもあり、息子うれしそう!
最後にショップに寄り、ステッカーなどを手に入れたりしているうちに見学時間が終わり、タミヤを後にした。
そのまま静岡駅側のホビースクエアへ向かう。
ホビースクエアには静岡を代表する多数の模型メーカーの製品や静岡の伝統工芸品か展示されているらしい。
なんかプラモデルの冊子に載っていて、息子たっての希望で寄ってみた。
プラモデルについては全然よく知らないが、タミヤはもちろんアオシマ、バンダイなど私でも知っているメーカーも含め、静岡発の模型メーカーの多さ!!
ほんと、何なの静岡…
プラモデルだけでなく、木製キットのメーカーもあり
、息子は城などの建造物の木製キットが好きでいくつか作って飾っているのでそちらにもかなり食いついていた。
伝統工芸や歴史の展示も面白かった。
受付時間外で使えなかったがイベントブースには広ーいミニ四駆のサーキットが組まれていた。
閉館時間が近かったためか、ほとんど人がいなくて、貸切状態だった。
ホビースクエアを出て駅に向かう。
途中にちょいちょいプラモデルを意識した看板が…
駅構内の公衆電話。
新幹線で浜松へ向かいました
続きます
ここからはどーでも言い訳コーナーなんですけど…
前回記事で書いた麺棒のこと。
蕎麦打ちをした友人は気のおけない友人で私が麺棒を大切にしていることは知っているし、その上でそれでも扱いが分からない部分はあって。
だけど、私にとっては彼女との蕎麦打ちを楽しむ時間>>麺棒だったので、共に蕎麦を打とうと思った訳で、つい何となくソワソワはしてしまうものの傷がついたことについて、彼女のことを何とも思っていない。むしろ、つい反射的にソワソワしちゃう自分が嫌になるし、「私は彼女のことが大好きで、麺棒が例え折れても悔いなし」と思って蕎麦打ちに臨んでいるけど(重)、逆の立場だと思うとこわい…私、誰かの麺棒知らずに折ってないか!?という思い。
私自身はなんだかんだで物は所詮物、と思っている突き詰められないタイプ。
実際、傷はついて直したんだけど、くっそーというよりは「友と楽しんだ時間プライスレス!」みたいな直す時間も含めてプライスレス的な。
なんとなく読み返して自分の文章に違和感を感じたので言い訳させていただきました…。
もーこういうところ。ブログ書くのに色々向いてないとしみじみ思う
こんなとこにまでお付き合いくださってすみません。ありがとうございました。