女子高生との一幕 | 京都の玄虚庵

女子高生との一幕

繁華街でありながら
知らぬと存在がわからないような

少し奥まった行き止まり感

のある薄暗く・狭い空間





その奥には、雑居ビルの
エレベーターだけがある。





さぁ


エレベーターに乗ろうとしたら






あちゃ~ !!




目の前には




制服を着た部活帰りの女子高生集団が
食べ放題に行く模様。




乗れないじゃいの?!

なんだか、ここにいることだけでも
場違いに思えて来るような空気感。




待てど、エレベーターはやって来ない


と思いきや!




話しに夢中で




上に上がるボタンを



押してね~じゃね~かと
むかっ




こっちが気がつけば

そっちもようやく気がついた訳で



さぁ~熱気ムンムンな女子高生たちが
がやがや、騒ぎながら


みんなが乗り込みました。


エレベータの中は女子高生だけで満杯。



すぅぅぅぅっ~と ------------=-===


戸は、閉まっちゃった。。。 Oh!no~



それと同時に、




・・・ シ ~ン





と静まりかえったその空間に
残された私ども







ア然 め



と思った 瞬間 にドアが再び開くと



今度は、女子高生が全員



こっちを向いて完全整列


これまた意外なことが起きてア然 め




さっきとは、一変して静かなんだもん。
このギャップは、何?





ど真ん中に私どもが入るスペースを空けて
のりでくっつけたように小さくなっていた。




口があるんだからしゃべればよさそうなのに
語りかけても

無言のあ・うんみたいなとこが
滑稽で・・・


てれくさいような 「間」 なのかもしれないね。



こういう時期って
みんな昔あったよね


初々しくもあるね~