今日はもう10年以上関わらせてもらっているオディこと羽鹿 秀仁さんの田んぼに田植えに行って来ました。
オディの田んぼは無農薬で手作業というこだわりの田んぼで、そもそも農家ではないにも関わらず熱い想いを持って農業を始めたオディが大事にしている場所。
僕達はオディと出会ってから一緒の時間を過ごし、農業を始める時には少しでも力になれるなら!と当初はお手伝いをさせてもらいました。
毎年10人以上で田植えや雑草抜き稲刈りにと大阪から三重まで通っていましたが、(最初はお役に立てていたのかな?)でも10年以上経つと、オディの作業効率は格段に上がり、僕達は子どもにも体験して欲しいとむしろ邪魔になるにも関わらず受け入れてくれます。
田んぼに直の足で踏み入れるのはなんとも言えない感覚で、農作業に関わらないともう何十年と忘れている感覚を思い出させてくれ日常の感覚とは違うものを味わえます。ホッとしたり、ぼーっと出来たり、無心になれたりと癒されるというのがぴったりです。
一緒に行った友人もよく似たことを言ってました。
子ども達はあぜ道を歩きそこら中に存在する生き物と戯れ全力で遊んでいました。(少しだけ田植えもしましたよ!)
この感じはなんなんだろうな〜と考えていたら、もしかしたら古き良き村の感覚なのかな〜と。
気の置けない友人達と共に楽しくいろんな話をしながら農作業をし、手の空いた大人が誰の子どもと関係なく関わり、親が見てなくても見てくれる人がいるのでちゃんと自分の居場所を見つける事が出来る(1人になりたい時、みんなで遊びたい時、発見した事を誰かにシェアしたい時などを自由に選べる)勝手にお兄ちゃんお姉ちゃんなどの関係が出来ていく。そして共に食事をし、互いの作業を応援し、各自の達成を賞賛する。
なんかいいなぁ〜と。
安心感の中で育ち、育てられ、育てていく。それぞれが自分のやる事を自分の責任において選択し、それで全てが回るそんな循環の社会。
そしてその輪が友人を介して徐々に広がっていく。
こういう体験が出来るのはいろんな立場の違う人間が人が違う事を許容し、同調圧力が存在しにくい関係性を保ててるからだと思います。
みんなそれぞれが特徴をもっていて、そこに『違っていい』が存在する関係性が持てるのは本当に有難い。
かけがえのない場と友人がある(いてる)ことに感謝です。
明日は筋肉痛に間違いない!!