今日は子ども達と、およそ30年弱の間会っていなかった叔父さんに会いに行ってました。
実家に遊びに来ているからということで向かったのですが、叔父さんは体調不良で入院してまして、場合によっては先は長くないかもと聴いたので、後悔する前に時間を作ったのです。
久しぶりに会った叔父さんは当たり前ですが昔のようではなく、僕も昔の僕ではないですよね。
「小さい時はどこどこ一緒に行ったな~。あんなことしたな~、こんなことしたな~。」
と、思い出話をしてくれて懐かしい気持ちになりました。
当時は気づけなかったけど、きっと今の僕が子ども達に感じているような愛情を持って接してくれていたんだろうなって感謝が湧いてきたり、
「東京オリンピックを見るまでは生きてたいねん。」
と、希望を聴かせてもらえて嬉しくなりながらも、後何度こんな機会が持てるだろうかとさびしくなったりもしました。
ぽろっと
「でも、この子(僕の子)らが大人になる時には会えないやろうなー。。」
と、もらした叔父さんからは僕が見たことのない(人に見せてこなかっただろう)瞬間を感じました。
不安と向き合いながらだろうにも、終始元気に笑顔を向けてくれるおじさんに、何だか大人の背中を見せてもらった気がします。
いろんな感情に揺さぶられて、簡単な言葉では言えないんですが、これだけは言えるのは、
『会えて良かった。』
です。
「東京オリンピックを見終ったら、次のオリンピックも一緒にみよう!」
と誘った時の、
「せやな!」
と、嬉しそうに返事してくれた叔父さんの笑顔が胸に残っています。