以前、学生と話していて思い出したことがあります。
それは、
『今の自分には到底考えられない夢物語であっても、根拠のない自信で「大いなる勘違い」で進めばいいと思ったこと』
です。
僕は、高校の時の仲の良かった友達に面白おかしく、
「クソげん」というあだ名をつけられたこともあります。
あの時の僕を見て、誰が今の僕を想像できたでしょうか?
たぶん親友と呼ばれる友達でも無理です(笑)
高校の卒業時の(当時は)不可抗力としか思えない進路変更に、
20歳のころの僕は、夢も希望も相談する相手さえもいませんでした。
夢や未来に対して頑張っている周囲の友達をみては、
嫉妬と羨ましさ、憧れなどなどいろんな感情でまみれてる日々。
先の見えない将来に絶望感でいっぱいでした。
今でも思い出すのは、人生の暗黒期と呼んでいたことです。
しかし日常ではそんなことを感じないようにするために、毎日どーでもいいようなことをしてテキトウに生きて、その日一日を紛らわせていたんです。
そんな時にいろんなきっかけがあって見つかった夢が「カウンセラー」になることでした。
あの時の、人生の開きぐあい、開放感といったらどう表現していいかわからないぐらいです。
可能性を見つけることが出来ただけなんです。
単純にすがりたかっただけなのかもしれません。
しかし、あの時に関わって下さった、カウンセラーさんの姿勢、言葉に力づけられ、今があります。
人は、『こうなりたい』。
ただそれがあるだけでどれだけエネルギッシュに毎日を生きることが出来るのかを知っています。
学生たちにとって、そんな大いなる勘違いと思えるような未来も自分次第でかなえることができる。
そう断言して、信頼してもらえるよう、これからも日々自分の背中を磨いておこうと思います。