職人気質を持つ人にはよく起きることですが、
自分が1人で『何かあること』について深く考えれば考えるほど、見えなくなることがたまにある。
例えば、接客業をしていても、
「接客とは?」を考えれば考えるほど、
いろんなことが深まっていき、いづれすばらしい接客ができるようになるでしょう。
しかし、
お客様ありきである接客という分野では、本当の意味で接客するためには、
『接客される相手』がどう思うのか?
が大切ですよね。
深めていくに辺り、一度あるレベル(領域)にまで登りつめてしまうと、以前の領域のことを思い出しにくくなったりします。
自転車にのれちゃうと、のれない時の感覚がわからなかったり、
方程式が解けるようになると、なぜ方程式が解けないのか?わからなかったり、
仕事もなれてくると、新入社員さんの時の気持ちがわからなかったり、
詳しくなりすぎると
いろんなことが当たり前になりすぎて、
わからなく、見えなくなることがよく起きたりします。
そんな時は、どうすればいいかというと、
自分とは、違う感覚の人に聴けばいい。
素直に教えてもらうと
今のあなたにはない観点が、
今のあなたに必要なものとしてやってくる。
それは 「違うほどいい。」
いつも同じメンバーでいると
同じメンバーでいることで価値観、観点も
固定されやすくなってしまうから、
違うほどいい。
違い。
ぜひ、大切にしてください。
※ちなみに、いろんな意味で違う人から聴くわけですから、
自分の中の「誰が正しいとか」「間違っている」とかは
一度横におくことをオススメします。