和紙を煮溶かす(一閑張) | NPO法人☆元気っ子プロジェクト 副代表の個人ブログ

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広島県福山市内海(うつみ)町で、島おこし&元気な子供を育てる活動をしている団体の副代表のブログです。瀬戸内の豊かな海と山に囲まれた島で、海岸清掃や親子海釣り体験、里山や古民家再生、カブトムシ養殖、キャンプ学校などに取り組んでいます。

遠景に干し草が丸くなって、かわいい景色のある日。

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一閑張で、和紙を煮溶かして段差を埋める、という技を試してみました。レッツトライ。

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こんな藤カゴだと、段差がおおきく、和紙を普通に貼っても、特に内側が浮いてきやすいのです。写真は、貼った当初はよさそうに思えたのですが、あまりに内側が浮いてきたので、内側の紙を全部はがしてみたカゴ。


段差を埋める技としては、和紙を小さく折りたたんで挟み込む、というのがお手軽ですが、蔵のまきひらさんが、和紙を煮溶かして塗るといいのよ、と教えてくださり、聞きかじったとおりに試してみることに。


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はがした紙を、ほどよい大きさに破り、鍋にいれていきます。

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うーん、どうなるんだろう? 

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気長に煮ていったら、おかゆ状態になってきました。ほぼ、お料理状態です。もう少し細かくちぎってから煮ると早かったのかなぁ。小一時間でこんな感じになりました。もっと、一晩くらい煮込むとよいのでしょうか??

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ともあれ、気の短い私は、ま、とりあえずやってみよう♪、と、さっさと糊と混ぜて、

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塗りつけていってみました。


初めは、割り箸をつかっていましたが、結局途中で悟りをひらき、直接、指で作業するようになりました(笑)


左官やさんの、壁塗りのイメージでしょうか。すきまを埋め込むようにのばしていきます。

墨が混ざっている分、大分グレーになりました。


3日くらい干していたら、しっかり乾きました。 次回はもう少し上手にできるかな。