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2012年11月某日、古民家喫茶「蔵」で行われていた作品展より。 たしか、松永中学校の同期生の作品展だったでしょうか。みなさま、素晴らしい技をもっていらして、感動してしまいました。 本当にこちらの方々は、皆さんが芸術家。それぞれ、なんでも自分で見事に作ってしまいます。
こんな巻物まで・・・素晴らしい。かっこいいなぁ。すごいなぁ。
巻物って、新たに作成できるんだ、ということにも感動。歴史博物館にしか存在しないものだと思っておりました(笑)
こういう作品群をみていると、品物はお金を出して買うもの、特に、良いものは高級品をお店で買うもの、と思っている無意識の先入観が、見事にひっくり返ります。
なんでも、自分で作るものなんだなぁ。
やっぱり私、都会の、消費社会の商品コマーシャルに洗脳されていたのかもしれません(^^; そして今は、田舎の異文化に洗脳されて(!?)、時間はかかっても、自分の手で、何かを生み出していく暮らしのほうが、私は好きだなぁと思うようになりました。
2012年11月、ある日のいただいた野菜たち。
とにかく大きくて、元気一杯。バケツからあふれ出しております(^^;
たくさん頂いたニラ。良いところと悪いところを丁寧によりわけていきます。こうして、食べ物にゆっくり向き合う時間は、都会出身者には、価値観と生き方の違いを体感、または再認識する、貴重な機会。
こういう生活労働をすべて省略化していって、都会では余暇が生まれていったのかなぁと感じます。
例えば、以前、TSUTAYAは私の生活に欠かせない存在でしたが、今、なくても全然平気です。人間、変われば変わるものです。
今の私には逆に、こうした生活労働がすべて、飽きない新鮮なエンターテイメント。なにより、暮らすことが面白い。いろいろな技術と知恵が必要で、取り組めば取り組むほど、発見があります。
ホテル暮らしが2年続いたあと、いまの古民家に暮らしはじめて、自炊するのも、部屋の家具をあれこれ動かして、一番使いやすい位置を考えるのも、生活実感を得られて、ただむやみに楽しかったものです。
いただいたレタスのビニル袋に、モンシロチョウが一緒におりました(笑) あらびっくり。収穫されるときに逃げなかったのかな、のんびりやさん。
2012年11月、水呑の個人宅で一閑張教室を開催させていただきました。
このお宅が、素敵ヽ(*'0'*)ツ 造園をされていたそうで
特に盆栽が圧巻です。日米首脳会談の会場にも飾れそう・・・ヽ(*'0'*)ツ
玄関を入ったところ。
会場も素敵なサロンのようになっていて、ため息がでるような素晴らしさでしたo(^▽^)o
教室は、かごバックをつくりたいとのことで、作り方の説明と1回目の和紙貼りの途中まで。
途中でコーヒーと和菓子のお茶タイム。どちらも大変美味しく、ほっこり^^
古い紙をあれこれ見ては、カゴバックに貼るデザインを考えるのも、楽しいひとときです。まさに、ゴミが宝の山です^^ 皆さん、素敵なバックができますように。
まきひら先生の一閑張 最新作。(といっても2012年秋のお話です。まだまだ過去記事を書いている私・・・)
芸術品レベルの仕上がりです∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ごく薄い紙を10回重ね、仕上げには紙やすりで磨いたそうです。すごい・・・
こんなに美しいものを、自分の手で生み出せたら、素晴らしいだろうな。魅せられます。
中庭。
まきひらさんが特別に見せてくださったのが、桐の箱に入れられた
袱紗です。 美しい。
昔の人は、こうしたものも自分で手作りされていたそうです。なんて素晴らしいんだ日本人。
こちらは、まきひらさんが集めているという貴重な型紙。
いいな、うっとり・・・実に美しい文様ばかりです。
「暮らしの芸術学校」みたいなことをしたいのよ、とのお話に、ぜひぜひ参加したいと思う、美しい秋晴れの一日でした。
1日、何の予定もなく家にいられる日は、無常に幸せ。
それがお天気の良い日で、体も元気で、掃除や庭仕事などできると、さらに幸せ。
そんな幸せな夕方、テレビで辰巳芳子さんのインタビューに釘づけになりました。
料理に対する気構え、心構えの、まるで違うこと。
生き方のレベルが違うこと。
映像から伝わる生の迫力。
これが、日本の婦女子といふものでせうか。
大和撫子の魂。
本を、いろいろ読んでみたいと思いました。
手しおにかけた私の料理―辰巳芳子がつたえる母の味/婦人之友社
以前も書きましたが、2012年11月、人生初の入院。1週間だけ、突発性難聴なので、耳鳴りと少しめまいがするだけで、いたって極楽なものでした。JA尾道総合病院、新しくて大きくて、最近はこんなことになっているのかと感心したり驚いたり、よい社会勉強になりました。
点滴を受けて、安静な日々。
病院食も、おいしかったです。ふたがついていて、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく届きます。
入院患者は何百人もいるでしょうに、一人一人の症状にあわせて何種類も食事を準備するって、すごいことですよね。 ちなみに私は、普通食(小)。メニューも色々であきず、病院の栄養士さんに感謝。
病室から見る青空といふものは、目に沁みます。
以下、いただいたお見舞いなどの一部。
入院初日のW先生奥様よりの差し入れ。庭の柿と、いもきんとん。大変美味しかったです。すぐに食べられるようにしてある心配りに感動(T.T)
友人や職場の方から、お花やお茶やクッキー、雑誌などなど。本当にひとつひとつがありがたく、皆様、本当にありがとうございました。
退院祝いに友人がごちそうしてくれた、ホットミルクとケーキ。下の黄色のぬいぐるみのようなものは、なんと、湯たんぽです。ほい、と渡してくれて、ほかほか、あったか。
退院後、家ですっかり気が抜けて、ぐったりしていたときに頂いた差し入れ。タッパーに、ラップをかけてクリームシチュー。食べ終わったら、ラップを捨てれば、洗い物もしなくてよいという、その心配りにまた大感動です。さすが学会員さん。。ありがたや、ありがたや。いつかご恩返しを。
2009年に機能性低血糖症で倒れて以来、1年くらい寝たり起きたり生活で、なんだか、その後の人生は、オマケの余生のような気がしております。
今回もまた、多くの人に助けて頂き、あらためて、「自分は、生かされているなぁ・・・」と感じました。サーファーの友人が、ボード片手に海に浮かぶと、「自分は、地球のうえで、生かされていると感じる」と語っていた姿を思い出します。