こんにちは。 げんきファームです。
げんきファームはいくつかの班に分かれています。
トマトを作る班、花苗を作る班、草刈など環境を整える班。
基本的にはその班ごとで仕事をしますが忙しいところにお手伝いに行ったりします。
その中でも鬼灯の仕事はすべての班が集まって一緒に仕事をする数少ない現場になります。
今回はまず地下茎を掘って調整をしていく作業をしていきます。
鬼灯は去年の8/19にわたくしが嫌々…違う。はるばる別府まで行って播種したものも含まれています。
掘る前の畑はこんな感じ。
枯れまくってます …がこれで大丈夫。 必要なのは地下茎なのだから…
マルチを剥ぐとこう。
これを掘り出していきます。 掘る際にはフォークだとか三本鍬などを用いてできるだけ地下茎を切らないように気を付けて掘ります。
しかし地中にびっしり張ってるのでなかなか取れませんね
撮った地下茎は一度水できれいに洗います。
切り分ける芽は4種類(2/5時点) 来年はまた方法が変わる可能性もありますので参考までに。
ただ今回は地下茎の量が多そうなので一番右のT字は無くても大丈夫かもしれません。
先端芽…最も発芽率が良い…のかな? この芽を中心に植えていきます。
中間芽、一本芽…中間芽も一本芽も同じ中間芽ですがこちらでは芽が二つあるものを中間芽。 一つで取ったものを一本芽と呼ぶようにしてます。
では基本的な切り分けを紹介していきます
一本取りだしてみました。
基本的に芽は8センチ前後で切り分けます。
まず先端芽を切り分けます。
その次に芽がふたつあるのを確認して中間芽を切り分けていきます。
ピンクの〇が芽になります。
この時長すぎるようでしたら端っこをカットしてください。
付け根のオレンジの〇は本来芽があるのですが潰れてました。 なのでその手前の芽は二芽取れないので一本芽になります。
…とまあ、これが基本になります。
これが先端芽
中間芽
……が、これがなかなか 簡単にはいきません。 まず太さですね
同じ先端芽でもこんなに太さが違います。 できるだけ太くてしっかりしたものを植えたいのであんまり細いものが入ってくるとのちの結束で分ける作業が増えてきます。
この辺の感覚がひとそれぞれ。難しいとこですね。
今回は茎が多いのでモヤシくらいの太さのものは省きましょう。(※今年に限り)
次に茎の状態です。
傷があったり弱ってふにゃふにゃしたものは腐敗するおそれがあるのでこれも省きます。
先端芽ですがふにゃふにゃして元気がありません。 色もよくないです。これは省きました。
これも先端芽先が欠損しています。 しかし下の芽は大丈夫そうなので中間芽として分けました。
芽の部分が腐ってます。省きます。
芽が欠損してます。省きます。
芽がないです。 省きます。
一例ですがこういったのが結構あります。
あと一番悩ましい(個人的)のが芽の大きさです。
しっかり大きく生長していればそれは先端芽として取りますが中途半端なのがなかなか頭を悩ませる。
茎から1cmほど出てるものは今回芽として残します
これがもう少し長いようなら省くか予備にします。 大きければ〇小さければ〇中途半端だと×ということでなかなか難しいですね
そしてそれぞれまとめていきます。
ある程度集めてベンレート(1000倍)に浸けます。 新聞などにサッと広げて少し乾かします。
乾いてきたら100本づつ結束して新聞でくるんで保存します。
駆け足でこんな流れ
間違いや変更点があれば密かに更新していきます
追記
モグラ対策について
先日の大雨により公園が浸水してしまいました…結果。 モグラどっか行ったっぽいです しかし公園も汚れたのでその辺も対応していかねばいけません。
トマトハウスの屋根掃除について
風の強い日もありましたが今週で完了しました。お疲れさまでした