教科書謝礼問題で彦根市内に該当者あり!【議会質問】 | 北川元気オフィシャルブログ「元気があれば、なんでもできる!」Powered by Ameba

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3月議会の一般質問で取り上げた
「教科書謝礼問題」についてご報告。

教科書会社と教員の不正な癒着。
この問題は、以前から何度も議会で指摘してきました。

子どもの教育の根幹となる教科書を
教員の小銭稼ぎにされたらたまったもんじゃないです。




⑵教科書謝礼問題について
  複数の教科書会社が、検定中の教科書を教員らに見せ、意見を聞いた謝礼として現金を支払っていたという教科書謝礼問題が報道されています。これは教科書採択における公平性を妨げるものであります。
 滋賀県でも、2月16日の定例会見で県教育委員会の調べにより検定中の教科書を閲覧し、意見を述べた県内の小中学校の教員や学校職員は39人で、うち29人は謝礼を受け取り、残る10人は意見を述べたということだということを明らかにしました。
 こうした問題が起こらないようしっかりとチェックできる体制にしなければならないと考えたため、この許可書謝礼問題について以下、質問をしました。
 
①彦根市教育委員会は、これらの報道されている教科書謝礼問題についてどのように把握し受け止めておられるか。

(答) 公正、公平な調査、採択に向け、教科書会社から謝礼を受け取るようなことがあってはならないことと捉えております。
 滋賀県第4地区教科用図書採択協議会の事務局を務める彦根市教育委員会におきましては、採択協議委員、各教科の調査委員には調査、採択に入る以前から徹底して通知の内容を指導してまいりました。
 
②県教育委員会によると、県内の小中学校では29人が謝礼を受け取り、10人が意見を述べたとされているが、彦根市内の実態を明らかにしてください。
 
(答)彦根市におきましては、翌日の2日に校長会を開き、全小中学校長に調査の指示をし、学校からの報告内容を県教育委員会に報告しましたが謝礼を受け取った該当者が1名おりました。
 
③現在、県教育委員会は各市町の教育委員会と連携し、すべての教員に対して業者と不適切な接触がなかったか事実確認を進め、3月中旬までにまとめ、文科省に報告するとしていますが、どのように連携し、実態調査されているのか、具体的にお聞かせください。
 
(答)2月2日に各学校長に対して、新聞で報道されている教科書発行者による自己点検と検証の概要について全教職員に説明した上で、教科書採択の重要性や金品の授受が信用失墜行為にあたる重大事案であるという共通理解を図ること、教育公務員として教職員全てが襟を正すという意識のさらなる向上について指導すること、併せて、全教職員に対して調査することを指示し、学校から報告があった内容を県教育委員会に報告しております。
 すでにその後、2月26日の市内校園長会議の場でも、私から(教育長)教科書問題をはじめ教書職員のコンプライアンスについて指導する段階となっているが、その後、県教育委員会から、指示や連絡は今のところありませんが、今後、再調査など指示があった場合は迅速に調査し、対応していきます。
 
④現在、教科書採択協議会の氏名や議事録については情報公開していますが、未だ教科書採択に関わる調査員のみ、非公開となっています。教科書採択に関わる調査員を公開するお考えについて伺います。
 
(答)教科書採択に関する調査員については、平成28年度使用中学教科用図書に関する採択において非公開としておりました。
 この非公開の是非について、本年度、彦根市情報公開審査会で検討いただきました。
 その結果、今後は氏名を公開するということを前提にして、調査員を依頼し、その氏名の公開に努めるようにするとの答申を受けましたので、その答申にもとづき次年度以降の教科書採択に関する調査員については、第4地区教科用図書採択協議会が終了し、各市の教育委員会に採択結果を通知した時点で、速やかに公開できるよう、協議会に諮っていきたいと考えております。