【元気net.TV】 第十一回 学校では習わない大東亜戦争 | 北川元気オフィシャルブログ「元気があれば、なんでもできる!」Powered by Ameba

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大変長らくお待たせいたしました。

「学校では習わない大東亜戦争」シリーズ第11回。

今回のテーマは「ポツダム宣言は無条件降伏ではない!?」です。

※最初から見たい方は→コチラ



-------そこで特攻隊が産み出されるのですね。
そうです。そこでフィリピンへ侵攻してくる米軍に対して一撃を加えなくては民族滅亡をまねいてしまう。先ほどの大西中将の隊員への言葉は次のように続きます。「しかし、特攻により敵を追い落とすことができれば、7分3分の講和を結ぶことができる。そのために特攻をおこなってでもフィリピンを最後の戦場にしなくてはならない。」

日本は民族滅亡まで追い込まれた。しかし、その寸でのところで敵の侵攻を食い止めたのが特攻作戦です。

神風特攻隊についての研究は連合軍の方が進んでいます。それは彼らに大きな脅威を与えたからです。オーストラリア記者のデニスウォーナーがまとめた『神風』によるとフィリピン沖で特攻攻撃を受けた連合軍の水兵は日記に「ジャップの自殺機に対抗するためには、持っている限りの根性を出す必要があるだろう。」と日夜襲いかかる特攻機の恐怖に精神的におかしくなる米兵も出てきます。

-------ということは特攻作戦は効果あったのでしょうか。
もちろんです。艦内では米兵たちの恐怖心を紛らわせるために禁止していた飲酒をすすめているくらいです。

その戦果については諸説ありますが、空母や戦艦を含む撃沈大破した艦船300隻、米軍戦死者1万2300人、重軽傷者3万6000人に上ったとされています。つまり海陸軍神風特別攻撃戦死者約4000人の3倍の死者、12倍の重軽傷者を出しています。

つまり、特攻作戦は大成功です。前掲書によると「自殺的任務に航空機が使用されていたことは、連合軍の間に誇張する必要もないほどの心理的衝撃を巻き起こした。アメリカ以外の国だったらこのような損害に耐えて攻勢的な海軍作戦を戦い続けることはできなかっただろう。」

我々が戦果が低かったように感じているのは、連合軍によって特攻攻撃は効果がなかったかのように宣伝されたがためそう感じているだけです。

その後は、民族滅亡を狙って本土上陸を予定していた米軍ですが、硫黄島の戦い、沖縄戦などで相次ぐ苦戦を強いられ、また本土に近づくにつれて益々特攻攻撃が激しくなりますので、アメリカ側からすればもうこれ以上戦闘を続けることができなくなります。アメリカ側の試算によると日本本土で待ち受ける残存兵力200万人、これを500万の米兵で倒したとしても少なくとも100万の死傷者が出る。事実硫黄島では米兵の死傷者が日本側のそれを上回っています。アメリカ側は原爆投下を正当化するため未だに100万人の米兵を救ったと述べる所以です。

ちなみに特攻兵器は航空機9000機以外にも、海龍、伏竜、震洋、マルレなど本土決戦に備え陣地の構築と共に沢山備えられています。

そのように連合国側としても日本民族滅亡を目的に攻撃をしていたが、本土に近づくにつれ日本軍の抵抗が激しくなりとうとう妥協せざるを得ない状況で申し込んでくるのがポツダム宣言です。

----------ポツダム宣言は日本の無条件降伏ではなかったのですか?
はい。戦後政治宣伝によって我々はそう思わされているだけで、実際彼らから出された条件付の降伏勧告です。全13条で構成される中、第5条に「我らの条件は左の如し」として日本軍の無条件降伏を要望としてだしています。つまり、日本民族滅亡は特攻隊の皆様をはじめとする日本人全員の活躍により免れることができたのです。当時のスローガンである「国体護持」が叶ったわけです。