第49回 藤井壮太郎のよくわかるITニュース
現行犯を空から見張る未来型システム
その名も「Google Earthのライヴ版」をご紹介!
米警察が試験運用をしていたということで、
今後は犯罪捜査や監視などに使われていくのではないだろうか?
まさにお天道様ならぬ、Google様が見てる状態!
あなたも知らない間に監視されているかもしれません。
それでは楽しんで御覧ください。
【現行犯を空から見張る!】
LA南の危険地域コンプトンで、あらゆる車、あらゆる人間の動きをリアルタイムで空から監視する未来型システムを試験運用していたことがわかりました。暴行も、バッグのひったくりも、車のスピード違反も、全部空から録画されるんです。郡保安官事務局が監視を委託したのはオハイオ州の「Persistent Surveillance Systems(PSS)」社。米空軍を2007年に定年退職したRoss McNutt博士(動画の9:13)が創業した会社で、軍で博士が開発した広域ライヴ監視システム「Project Angel Fire」を一般の捜査に応用しています。博士曰く、PSSは「Google Earthのライヴ版に、TiVoのような機能をつけたもの」なのだとか。あまりにも漠然としてて、デンゼル・ワシントン主演B級映画「デジャヴ」をうっかり連想してしまいますが、具体的には超高解像度カメラを飛行機(動画の8:33)に取り付けて飛ばし、下界の25平方マイル(64平方km)の区画を最長6時間監視できるシステムです。
64平方km)の区画を最長6時間監視できるシステムです。
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