彦根に暮らす中国人。 | 北川元気オフィシャルブログ「元気があれば、なんでもできる!」Powered by Ameba

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自主的にこうして情報を共有できることは、

素晴らしい取り組みだと思います。

日中の間には様々な問題がありますが、

日本に暮らす中国人、中国に暮らす日本人にとって

母国の肉親を安心させたいと思うのは当然のこと。

日本人にも良い奴もいれば、悪い奴もいる。

中国人にも良い奴もいれば、悪い奴もいる

当然ながら危機管理やリスクヘッジは必要ですが

国家レベルの態度、民間レベルでの態度、

どちらにしても、日本人として恥ずかしくないような

気高く崇高な態度でお付き合いしていければと思います。

私は中国語は話せないので、取材来ないかな^^

彦根100人インタビューHP


(2014年1月27日 読売新聞)
素顔の日本人中国に紹介 彦根の留学生、HP開設
◆100人を予定 尖閣後親の不安払拭へ

開設された「彦根100人インタビュー」のホームページ
 沖縄県・尖閣諸島を巡って悪化した日中関係の影響を心配する母国の肉親らを安心させようと、彦根市に暮らす中国人留学生が昨年末から、身近にいる日本人へのインタビューをインターネット上で公開する取り組みを始めた。100人によるリレーインタビューで、それぞれの留学生の視点から、ありのままの日本人の姿や考えを郷里に伝えようとしており、相互理解や共感を生み出すチャンネルを広げたいという。(藤岡博之)

 彦根市に住む中国人は約600人で、国籍別では最多。滋賀大、県立大、聖泉大に通う留学生は100人以上おり、地域にも溶け込んでいる。一方、2012年9月の尖閣諸島の国有化を機に、中国ではデモや日系スーパーの破壊行為などが頻発し、対日感情が悪化している。

 この影響で、日本にいる中国人留学生が反感の対象になっていないか案じたり、帰国を促したりする親が増えたという。08年に来日した山西省出身の滋賀大経済学部4年、尹永銘さん(24)も、親日的な両親から「外出するな」「外で中国語を話すな」などと電話があり、困惑した。

 そこで、ギャップを埋めようと「一般の日本人の暮らしが分かれば、理解してもらえる」と考え、昨年12月、特定非営利活動法人「彦根中国語会」の支援を受け、留学生の有志と一緒に、専用のホームページ「彦根100人インタビュー」(http://www.hikone‐hanyu.com/)を開設した。

竹川さんに創作活動を尋ねる尹さん(彦根市で)
 初回の取材は、尹さんの後輩にあたる経済学部2年、江蘇省出身の王丹さん(23)が担当。留学生らの指導で中国語を勉強し、会社員として上海駐在の経験もある小山元一さんを取り上げた。小山さんは唐詩の一節を引用し、趣味のフリークライミングなどについて語った。

 インタビュー記事は中国語に日本語の対訳を添え、取材の動画(計約7分)も中国語の字幕付きで公開している。王さんは「中国での過激な様子ばかりが強調されて残念」という思いがあり、「いつか日常の中国人の様子を紹介したい」と考えている。

 2回目は、浙江省出身の同大学大学院2年、応維紅さん(25)が、市立東中教諭の志萱州朗(くにあき)さん(56)にインタビュー。志萱さんは彫刻を手がけ、秦・始皇帝陵の兵馬俑(へいばよう)などを研究し、マラソンで体を鍛える様子を掲載した。

 「中国では、スポーツは専門家の選手がするもので、市民スポーツが根付いていない」という応さんは、多様な趣味を持っていることが印象に残った。志萱さんは「文化的なつながりが強まれば、損得を超えた絆が生まれる」と、留学生の頑張りにエールを送る。

 インタビューを見た2人の親からは「安心した」「周囲に日本人がいたら親切にしたい」と連絡があったという。尹さんは4月から県内のガラス製造会社に就職予定。近く、自ら担当したガラス工芸作家、竹川久仁子さん(53)へのインタビューを紹介する。

 「彦根中国語会」の笘本泰三理事長(62)=東近江市佐野町=は「親の周辺にも友好の輪が広がり、日中で思いを共有していきたい」と話している。同会は、運営をサポートする日本人のボランティアを募集している。問い合わせは同会(080・2446・9709)。