おはようございます。くろしばです。

はるさんの紹介のお陰で、朝から凄いことになっています(笑)

大したことを書いていない○○ブログですが、皆さんの参考にしていただければ幸いです。

今日は我が家の水道口径について書きたいと思います。

水道口径とは文字通り、「水道管の口径」のことであり、一般住宅では主に13㎜と20㎜口径の管が使用されています。
また、水道料金の基本料金は口径ごとで金額が設定されています。
口径が小さい場合、水量が足らず、例えばシャワーを使っている際に他の水道の流量が低くなったりするそうです。

口径だけみるとわずか7㎜の差ではありますが、


断面を見るとこのようにかなりの差があります。

かつて(水道が普及しだした頃)は13㎜が主流でしたが、風呂、水洗トイレ、食洗機等の普及で家庭の水使用量が増えたため、今は20㎜が主流になっています。
我が家の場合、水道管が13㎜のままであるため、20㎜への変更にはメーターと水道管の交換、そして水道局への20万円程度の支払いが必要になります。

特に問題となるのがタンクレストイレであり、シャワーを使っていると流量が足らず、流れが悪くなる可能性があります。
これはTOTO、LIXILのタンクレストイレの説明にも記載があり、リフォーム時に問題になっているのではないかと思われます。

ここまでが一般的な知識で我が家がどうしたかを書いていきます。

建築知識2016年8月号に水道口径をどう決めるかが載っていましたので、抜粋します。

現在は20㎜が主流であるため、13㎜が載っていませんが、一般的な家庭の場合、20㎜で問題なさそうです。


また、水栓の数からみた口径の目安も記載されています。
ここで見ると我が家の場合、水栓が10個あるため、20㎜が良さそうです。

我が家の場合、全ての水栓を同時に使用することはない点とタンクレストイレを採用していないことを考えると、わざわざ大金を払って20㎜に変更する必要はないのかな、と考えていました。

しかしながら、市建築局から「2階に風呂、キッチンがあるため、水道口径を変更せよ。」と指示がきたため、口径変更となりました( ノД`)…

古くからの住宅地だと水道口径が13㎜のままであることはよくあることのようなので、新築の際は費用と効果を考慮して検討する必要があるかもしれません。