こんにちは。くろしばです。

設計編を脈絡なく書き散らしていたので、ここからは整理して書いていこうと思います。

という事で、今日は我が家の間取りと縦の空間の使い方を書いていきます。

文章力に自信がありませんので、図面全出し、ノーガードでいきたいと思います。

まずは平面図です。
我が家は主室を2階、プライベートな部屋を一階に配置している逆転プランとなります。

◯1階平面図
1階に外部駐輪場(ピロティ)、実家と繋がる土間スペース、夫婦寝室、子供部屋、納戸等が設けられています。
廊下が長いのが玉に傷かと思いますが、くろしば夫婦の要望を上手く昇華していただきました。
実家からコの字の凹部にある勝手口を使って入った場合も必ず玄関を通らなければならない配置がお気に入りです。
特筆すべきは子供部屋の配置となります。
それぞれが3帖ほどのスペースですが、トイレ・納戸の上部がロフトになる入れ子構造になっており、実質はそれ以上の広がりを感じることができるように工夫されています。

◯1.5階(ロフト部分)平面図
ロフト部分です。
くろしば家は2階+ロフト構造ですが、ロフトが1階と2階の間に挟まる配置になっています。

これには2つの理由があります。
一点目は、2階主室の高さを隣家とずらして目線を切るため。
二点目は、家の中心になる部分(ロフト階の中央部分です。)に空調・換気室を設け、空調・換気ダクトを短く、効率的に配置するためです。

家の南側、ピロティの上には広めの階段室が配置され、書斎と図書室を兼ねています。

◯2階平面図

2階部分です。
いわゆるLDK、和室、洗面所・風呂の主要部分が全て2階に纏められています。
これは妻の数少ない希望でした。

ダイニング部分の窓は床から天井までのカーテンウォールとなっています。

(僕の失敗。から借用させていただきました。
我が家はここまで立派ではありません。)

和室は小上がりになっており、北側部分は堀込でデスクスペースとなっています。

空間を縦方向で見ると、次のようになります。

(子供部屋は納戸申請です。1階と2階の隙間にロフトが入ります。)
ピロティ、図書室、などがスキップフロアのように入れ込まれているのが見てとれるかと思います。
玄関の真上を階段が横切るように配置され、階段室の大きな窓から光を取り込み、狭小住宅ながら解放感が感じられるようになっています。

後から思うと、この小さい土地に詰め込んだてんこ盛りの要望をよく纏めてもらえたなと感じています。

先生に感謝です。