子どもの日ってなんだかわくわくする響きですよねカブト

街のあちこちにこいのぼりがすいすい

げんき保育園のこいのぼりもげんきいっぱいすいすいっ🎏

 

 

 

 

こどもたちもわくわくげんきいっぱい歩く

 

 

 

 

 

 

 

給食にもこいのぼりすいすいっルンルン

 

 

 

 

こどもの日には、さまざまな飾り物や、伝統的な風習や習慣があります。

今回はその中から代表的なものをピックアップしてご紹介します。

 

鯉のぼりを飾る

こどもの日といえば、鯉のぼり。江戸時代、武家では男の子が生まれると「のぼり」を立てる風習があったそうです。

のぼりを持たない町民たちが、代わりに和紙でつくった鯉のぼりをあげたことが由来といわれています。

健やかな成長や、出世の願いが込められています。

 

五月人形を飾る

五月人形を飾る風習も江戸時代に生まれたとされています。

古くは、男の子に本物の兜や鎧を身につけてお祝いしていたものが、代わりに人形を用いる習慣に変化して広まりました。

五月人形には、事故や病気から子どもを守る願いが込められています。

 

菖蒲湯(しょうぶゆ)に入る

菖蒲湯に入る風習は、古代中国に由来するといわれています。

古代中国では、邪気払いに菖蒲が使用され、飾ったり、お酒に浸して飲んだりしていました。そのことから、厄除けの意味や、血行促進といった効果を期待して菖蒲湯に入る習慣が続いています。

また、武家社会の中では当時「勝負」「尚武」といった言葉ともかけられ、男の子のたくましい成長への願いも込められているとされています。

 

陣羽織(じんばおり)を着せる

陣羽織は、特に男の子の初節句では定番の衣装です。

武将のように強くたくましく育ってほしいという願いが込められています。陣羽織には赤色が取り入れられていますが、赤は「生命力」をあらわし、厄祓いするという意味もあります。

 

こどもの日の定番・縁起のよい食べ物

柏餅

こどもの日の定番の食べ物といえばやっぱり柏餅ですよね。

柏の木は、若い芽が育つまで葉が落ちないことから、子孫繁栄を願う縁起のよい植物と考えられてきました。

縁起物とされている餅を、同じく縁起のよい柏の葉で巻いた柏餅は「子どもが元気に育つように」という願いが込められています。

柏の木は、西日本にはあまり生息せず、江戸時代から関東地域を中心に、こどもの日に柏餅を食べる風習が広まったとされています。

 

ちまき

ちまきは、主に関西地域の風習といわれています。

もともと、こどもの日にちまきを食べる風習は中国から伝わりました。

お餅を笹や茅(ちがや)などの葉で巻いた餅菓子ですが、香りの強い葉で巻くことで魔除けの意味をもつとされています。

ちまきを包んで結ぶ糸にも意味があり、赤・青・黄・白・黒の5色にも魔除けの意味があるとされています。こいのぼりの一番上に付いている吹き流しにもこの5色が使われています。

ちまきには地域によって食べ方に違いがあり、北海道〜関東甲信では中身がおこわのちまきが主流で、鹿児島では「あく(灰汁)まき」と呼ばれる餅菓子をちまきの代わりに食べるようです。

 

ちらし寿司

華やかな見た目でお祝いの席に定番の食事です。

海の幸、山の幸を一緒に食べることで、自然の恵みに感謝しながらその力を取り込むという考えもあります。

長寿を表現する「海老」や、金運の「錦糸玉子」など、具材それぞれにも縁起のよい意味があるんですよ。

例えば、海老には「腰が曲がるまで長生きできますように」、豆は「健康でまめに働けるように」、レンコンには「(穴が空いているので)将来の見通しが立つように」といった意味が込められています。

 

タケノコ

タケノコも、こどもの日によく食べられる食材です。

タケノコは生命力が強く、天に向かってすくすく成長することから「まっすぐ健やかに育ってほしい」という願いを込めて、こどもの日に食べられるようになったといわれています。

ちょうどこどもの日の頃が旬のシーズンでもあり、ちらし寿司の具材や炊き込みご飯にもよく使われています。

 

カツオ

カツオは「勝男」と書くこともでき、古くから縁起のよい魚として、こどもの日によく食べられてきました

。出世魚としても知られており、強くたくましく育ってほしいという願いが込められています。

食卓に立派な魚料理があると、お祝いの雰囲気がグッと高まりますね。

 

草餅

草餅はヨモギの葉を練り込んだ緑色のお餅のこと。

昔の中国では、「5月5日」は不吉な日とされていて、当日には邪気払いをするのが一般的でした。

強い香りには邪気を祓う力があると信じられていたため、薬草としても使われていたヨモギを練り込んだ草餅が食べる文化があったようです。

日本では「5」の数字に特に不吉な意味はありませんが、日本でも子どもの成長を願うと同時に子どもに厄がつかないようにと厄払いをするようになりました。

ケーキ

多くの洋菓子店で鯉のぼりなどをモチーフにした、こどもの日のケーキが販売されています。

こどもの日にケーキを食べることに特に伝統的な意味合いなどはありませんが、こどもが大好きなケーキを用意することで特別感が増しますよね。

家でつくる場合には、一緒に飾り付けをするなどして楽しむのもおすすめですよ。

家族でケーキを囲んでお祝いすれば子どもにとってもより思い出に残る1日になるはずです。

 

地域ならではの食べ物

代表的な食べ物以外に、地域によって食べられているものがあります。

例えば、北海道では米粉に砂糖で甘味を付けた味わいのお菓子「べこ餅」を食べる風習があります。

こどもの日に食べられている理由については、詳しくはわかっていないそうです。

新潟県では笹の葉で包まれたお餅「笹団子」が食べられています。

中にはあんこが入っており、食べると厄を払ってくれるといわれていることから、お祝いだけでなく、地域の銘菓としても販売されています

。鹿児島県では灰汁に漬けたもち米を使用した「あくまき」が食べられています。薩摩で長く戦陣食として活用されたことから、男の子がが強くたくましく育つようにという願いを込めて食べられているそうです。

 

参照:minneとものづくりと