先日、交通事故にあわれた患者様がいらっしゃいました。
とても重症の患者様です。
9ヶ月前に事故に巻き込まれて、大腿骨骨折、顔面骨折と文字通り重症です
事故後4ヶ月間大学病院に入院し、骨折した骨を繋ぐ手術を行いました。
退院後はリハビリに通院していますが、まだ膝が思うように動かず苦しんでらっしゃいます。
そろそろ仕事に復帰するので、遅くまで営業しており通院しやすい当院で治療を継続しようといらっしゃいました。
早速患部を確認してみます。
膝がまだ90°ほどしか曲がりません。
なんとか仕事は出来るそうですが、これでは生活も不便ですね。
次に手術痕を確認すると、しっかり手術痕が瘢痕として残っています。
瘢痕を触ってみるとかなり硬くなっています。
皮下の組織、傷の下を通っている腸脛靭帯さらに下の筋肉まで癒着しているようです。
組織の癒着……これでは膝が曲がらないのも納得です。
膝につながる靭帯や筋肉が、手術痕で癒着し動かなくなっています。
この様な癒着した手術痕、傷跡に対しては超音波治療器が非常に有効です。
人間には感じられない細かい振動で、癒着を剥がしてくれるのです。
しかし、骨折部に金属のパーツを入れて固定しているため、局所には超音波が使えません。
なぜなら、超音波は金属にあてると強く発熱してしまうからです。
ここは、物には頼らず愛情を込めた手技で癒着を丁寧にとっていきます!
徐々に動きが改善!
症状が改善した時の患者様の笑顔がたまりません!嬉しい!
しかし傷の癒着とは怖いものですね。
まだまだ動きの改善、筋力強化、バランス修正とこれから進めていく課題はたくさんあります。
でも一つ一つ改善していきましょう!!
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