リトップするに当たって何故トップのみのレストアが難しいか

 

リトップした場合リフィニッシュが必然と成りますよね

 

その際ボディのみのリフだとネックとのつながりが不自然

 

仕方なくオールリフを掛けて、エイジドを施しますと

 

やはり、ヒスコレのエイジド? みたいな感じに成ります

 

必然です、ボディバックのキャビティでも開けてみないと

 

自分でも納得しないかも知れません、それ程今のヒスコレの

 

エイジングは素晴らしい物が有ります、

 

ただし、いまのアメリカの塗装方法、塗料の規制では

 

クラックは何十年経っても現れないし、色落ちもあり得ない

 

溶剤の規制が厳しくて質感も全然違います

 

日本の大手、と呼んで良いのかどうかは判りませんが

 

塗料メーカーも施行会社(ギターメーカーです)もラッカーと

 

呼ばれる物自体が変わって来つつ有る状況です

 

もし、溶剤原料にもう一つ規制がアメリカの様に掛かれば

 

ラッカーとは名ばかりの塗料に変わります

 

リフィニシュする工房のラッカーと言う塗料は、今現在でも

 

かなり幅の広い意味合いに成っています

 

質感、色艶、そして塗ったあとの匂い(これを知っている工房は

 

ごくごく少数派と言えると思います)

 

 

そうそう、何故トップのみのレストアが難しいのか? ですよね