今年は、7月20日からラマダン月に入り、1ヶ月間イスラム教の人は
太陽が出ている日中は、食事ができなくなる。


ラマダン中に、街の中で変わった様子は…

1. 車の渋滞事情
いつもの朝晩とランチ時の渋滞が、ランチを取らない人がいるせいか、
昼ごはんに家に帰る人が減るためか、道がこまない。

そして、夕方のラッシュ時間が、4時過ぎから始まり、日没にはもう解消。
一説によると、ラマダン中は働かないマレー人も多いとか。
実際のところは、よく分からないけど。

夕方4時過ぎには、帰路につき、日没を待って家族で食事をする。
マンションのワーカーも、普通に4時過ぎにかえっていく。

2.レストラン
週末、ヴィクトリアステーションに家族で夕飯に出かけた。
子供の時間に合わせて、6時半頃にお店に到着。

すると、中がちょっと不思議な雰囲気。
店内は薄暗くて、静かだけど、人は集まってきている。
まるで、パティー会場に早く着いて、着席をし始めたって感じ。

しかも、食事をしないはずのマレー系の人がほとんど。
日没までには、まだ1時間以上ある。なぜ???

よく見ると、幾つかのテーブルで中華系らしき人が食事をしているが、
マレー系の人は誰も食べていない。
何と、1時間以上も前から家族揃って席に座り、日没と共に食事をするらしい。

店の人に席に通されて、オーダーをしたら、fasting(断食)?と確認された。
もちろんノーというと、食事が普通に運ばれてきた。

私たちの席は、電車みたいに区切られていて、マレー系の家族と同じ車両。
私たちがパンを頬張り、肉を食べているのを、隣の席の人たちがじっと見ている。
斜め後ろの席には、子連れのマレー系の人がいたが、こちらからも、熱い視線。
何とも居心地の悪い食事。
鉄板から匂いがモクモクたつような料理を注文しなくてよかった~。

しばらくすると、隣のテーブルにも、他のテーブルにも、
ラップがかけてあるオードブルらしき物と、飲み物(fasting drink)が運ばれてきていた。
でもまだ、手を出さない。
子供が、ラップの上から、フォークでつつきまくってたけどね。
気持ちは分かるよ。

そして、私たちがデザートを食べる頃、あちこちのテーブルに、
ジュウジュウと音をたてる鉄板が運ばれてきた。
すると、どこからか、アラー♪(かどうかわからないけど) 音楽が流れて来ると同時に、
短いお祈りをして、待ってましたとばかりに、食べる、食べる。
みんな黙々と食べてました。

平日の夜のフードコートなんかも、いつもは、ガラガラのお店が、
満席で入れない所がけっこうあるみたい。


3.ショッピングモール
ラマダン中、マレーシアは年末SALEというか、大々的にセールをしている。
そして、人出が多く賑わっている。

週末だけかと思ったら、平日も家族連れの姿をよく見かける。
やっぱり、働いてないのかなぁ~。
もちろん、働く人も、昼休みの時間は、ショッピング。
昼ごはんを食べる時間をとらなくていいんだもんね。

マンションのマネージメントはマレー系の人なんだけど、
何だか日に日に頬がこけていくような…
お肌のツヤもなくなっていくような…
宗教上、浄化の意味があるらしいけど、大変だなぁ。
赤ちゃんを除いて、かなり小さい子供から、断食をするらしい。
子供の頃から、ずっと毎年やってるから、普通のことだよって
言ってたけど、でもやっぱり大変だよね。

日本ではあまり出会えない光景。マレーシアならではの体験でした。