仕事上での記録簿となります。
今まで、NASとしてOpenMediaVaultを利用してきました。
構成的には、システム起動用SSD、共有用HDD 6機でソフトRAID6という内容でした。
今回、ソフトRAIDからハードRAIDに変更しようとし、ARECA ARC-1223-8iを導入。(中古で購入w)
ハード的には、多種のOSをサポートする中々便利なメーカーさんのカードでした。
いろいろ端折りますが、RAIDカードに接続してあるHDDをマウントすると、
failed to execute command 'export path=/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sb......
的なエラーが発生する状況に陥りました。
メーカーからドライバーをダウンロード、メーカーの説明通り、
OMVをインストール時にドライバーをインストールしようとしても失敗。
試行錯誤の末、一旦通常インストール後にSSHで接続。
それで、RAIDカードのドライバーをインストール完了。
と、ここまで割とうまく行っているような感じですが、
一つ失敗がありました。
OMVが変更の適用をすると発生させるエラーを無視して、
奇跡的にSMB経由で共有フォルダが見えた時にバックアップしてあったデータを戻していたのです。
その情報を生かしたいが為、RAIDカード上のHDDをワイプせずにマウントをするということを繰り返し、
エラーが解決できない状況下に・・・。
結論から言うと、HDD側にOMVの何らかの情報が残っていたせいでエラーを繰り返していたようでした。
データを諦めて、ワイプ、フォーマットを行ったら、あっさりとエラーが出なくなりました。
2日間試行錯誤を繰り返してしまったが、よい勉強になりました。