「指圧師は大切な人にも指圧をする」当たり前に思うと思いますが、それでは自分の母親が癌になったとき息子である医師は母親に抗がん剤を打つでしょうか?
抗がん剤のことが分かっている医師であれば使わないでしょう。
医者にとって抗がん剤は患者用です。
もっと言えば、商売用です。
通常、大切な人には使いません。
ずっと以前なのですが、指圧師になりたいという女子高校生が話を聞きにみえました。
その子は、よくおみえになるお客さんのお嬢さんで、高校を卒業してから指圧の学校を受験するということで、私から何か参考になることを話してほしいと頼まれたのです。
お会いした時「何か聞きたいことがあればお答えします」というスタンスでいたのですが、特に質問も無いようで時間がたるんできたので「指圧師は大切な人にも指圧をする」というお話をすることにしました。
きちっと勉強している医者ならば、今回のコロナ騒動で自分の大切な人にワクチンは勧めなかったと思います。
一般の人や看護師には打つように強要しても、家族や仲の良い友人には打つなとアドバイスしていたでしょう。
ワクチンを勧めていた厚生省の職員も90%の職員はワクチンを打っていません。国民には打てと勧めても自分たちは打たない。
指圧師はこうしたダブルスタンダードがありません。
自分の家族でも大切な人でも、お客さんでもみな同じことをします。
高校生のお嬢さんにも指圧師はお客さんにたいして家族や大切な人にするのと同じように指圧をする仕事だと伝えました。
本当に良いと思うことをする自己矛盾のない清々しさを感じて仕事ができるし、多くのお客さんが喜んでくれる、これからの時代そうした清々しさが大切になるといったようなことを話しました。