梅雨の晴れ間に西部開発第五公園にある日本庭園の池の縁にアジサイが咲き始めていました。紫が鮮やかで綺麗でした。
アジサイ
アジサイ(紫陽花、八仙花、学名:Hydrangea macrophylla)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種である 。広義には「アジサイ」の名はアジサイ属植物の一部の総称でもある 。狭義には品種の一つ H. macrophylla f. macrophylla の和名であり 、他との区別のためこれがホンアジサイと呼ばれることもある。原種は日本に自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis である。
狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、日本で原種ガクアジサイから改良した園芸品種で、ガクアジサイに近い落葉低木 。6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ。ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれる。
アジサイの語源ははっきりしないが、最古の和歌集『万葉集』では「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」の字をあてて書かれている 。もっとも有力とされているのは、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」がなまったものとする説である 。そのほか、「味」は評価を 、「狭藍」は花の色を示すという谷川士清の説、「集まって咲くもの」とする山本章夫の説(『万葉古今動植物正名』)、「厚咲き」が転じたものであるという貝原益軒の説がある 。