おはようございます。
もうすぐ2016年も終わりますね。
社会人の方は忘年会でたくさんお酒を飲まれるのではないでしょうか。
実は嘔吐を繰り返すと吐血が出ることがありとても危険な状態なんです。
今日は『マロリー・ワイス症候群』について話しますね。
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マロリー・ワイス症候群は食道と胃をつなぐ噴門(ふんもん)に裂創ができ
様々な症状が出てきます。
嘔吐により腹圧が上昇して噴門に過度な伸展力がかかることで裂創ができ
この症状は飲酒が原因の割合が一番多いですが
他にも食中毒、乗り物酔いでも発症する場合があります。
全体の9割が男性に多く、45~50歳の働き盛りの人に多いです。
症状は
・吐血、下血
・みぞおちの痛み(=心窩部痛)
・立ちくらみ
・特発性食道破裂
などがあります。
治療法は内視鏡下での止血処置をします。
血管にクリップをかけるなどの方法があります。
潰瘍の治療として胃酸分泌抑制薬が処方されます。
この病気は100%治療が必要な病気です。
嘔吐時に吐血した場合は内視鏡検査が行える病院を受診してください。