はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
明日7月8日はその語呂から「那覇の日」です。
那覇にある文化施設が無料公開されますので、見どころを交えてそれらをご紹介しますね。
まず、首里にある世界遺産「玉陵」。国宝でもあります。
琉球王家の墓陵で、沖縄最大のお墓です。
見どころは墓庭にある「玉陵碑(タマウドゥンひ)」、1501年に建立された実物です。
このお墓に葬る人々を規定した内容で、当時の王家の様子を知ることができます。
また沖縄戦の銃弾の痕跡も残されており、沖縄の歴史を今に伝える重要な碑です。
次は同じく世界遺産の「識名園」をご紹介します。
琉球王家の別荘であり、外国からの使者をもてなした外交の場所でもあります。
見どころは正門から御殿に至る経路にある石垣です。
表面が綺麗に加工された石垣から徐々に野趣を含む石垣に変わり、
宮殿手前では自然のままの岩を積んだ野面積みの石垣になり、歩につれて深山幽谷に踏み込んだ気持ちになっていきます。
そして御殿が現れます。
琉球王国の美意識を感じながら散策を楽しまれてください。
次は国際通り近くの商業ビルに入っている「那覇市歴史博物館」です。
ビルのワンフロアの一角の小さな小さな博物館ですが、国宝になっている貴重な琉球王家の文物を所蔵しています。
王家由来の染織品や工芸品など琉球工芸の最高峰の逸品をお楽しみください。
最後が焼物の街「壺屋」にある「那覇市立壺屋焼物博物館」です。
ここでは「映像シアター」で沖縄の焼物と人々の暮らしそして壺屋の街の成り立ちを是非見て下さい。
そしてこの壺屋の街、特に奥まった路地の散策をお楽しみください。
駆け足になってしまいましたが、那覇の日にちなんで、那覇の文化施設を少しでも知っていただけましたら幸いです。
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