超豪華ホテルも顔負けの病院は、なぜか冷房が効きすぎて異常な寒さ。
今年の注意書きには、冷房がきついので羽織るものをもってきてください、、、なる文字が！
高熱などで具合が悪い患者だったら、この寒さでもっと悪化すること間違いなし、
と思うのですが、なぜかこの国はどこに行ってもキンキンに冷えています(;^ω^)
そんな中、あれこれと診てもらい、
最後に診察。
検査の結果も含めての問診とか説明ですね。
ここで、今回は日本人のお医者様でした。
実はタイでは、日本の医師免許では診察ができなくて、この国の免許を取り直さないといけないそう。
そのため、日本人の医師はとても少ないのですが、
貴重なお一人。しかも女性です！
見た目はまだお若くはつらつ！
きっとキャリアからすると私と同じくらいだと思いますが
とても若々しい！
病院で明るくはつらつとした方に会うだけで、具合がよくなる気がしますね（笑）
この先生は診察の腕も抜群なのですが、
おそらく人気の秘訣はその対応にあるな、と思いました。
こちらが言う話を食い入るように熱心に聞いてくれ、
そして、こちらの意図するところの呑み込みがとても早い！！
そのため、してほしい説明はとても丁寧なのですが、
それ以外のところはざっくりと簡潔で、そのメリハリがすごいんです。
しかも、プロの医師の判断から、言うべき説明は端折らずしっかり。
これは気にしなくていい・・・というところも、
なぜ気にしなくてもいいのか、の根拠を実に明快に簡潔に話すので
適当にされた印象が全くなくて、信頼できるんですね。
患者が求めているのは
”自分の状況や悩みをわかってほしい”
”それについて、納得と安心ができる説明がほしい”
これに尽きるな、と思いました。
相手の求めていることを確実にキャッチし、
メリハリをつけた説明は終わってみると、あっという間だったな、と思うほど
時間のたつのを感じさせないものでした。
（実際に、あの品質の中での最大限のスピードだったと思います。）
診察室から出て、なんだかすごく得した気分で満足に浸った私。
プロのあるべき姿を見せていただいた今年の健康診断でした。