先ほどテレビを見ていたら、新入社員の育て方について特集していました。
その中で、新人への接し方のロープレをしている研修風景が映っていました。
ぎこちないながらも一生懸命に頑張る姿には好感が持てるな、と思いながら見ていたのですが、
一方で、これを見た人はきっと違和感も感じるだろうな、とも思ったんです。
と、いうのは、
少々わざとらしく見えてしまったので。
誤解していただきたくないのですが、
ロープレでこうしたことをするのって、いきなり相手のことを知らないでほめるのでどうしても難しいし、照れてしまう人って結構いらっしゃいますね。
そして、
現実場面でもほめることを苦手としている方はかなり多いものです。
その理由は、やはりほめている本人自身が、ほめられることを苦手としていることが多いから。
上司世代(つまり私と同世代ね)は、それほどほめられて育ててもらっていないので、
ほめられた経験値が圧倒的にすくないのです。
人をほめるためには、まず自分自身がほめられると嬉しい、という経験を重ねることって結構大切です。
人は自分がされてうれしいことのほうが、説得力を持ってできますから。
そのためにも、ほめ上手ほめられ上手になるためのコツ。
まずほめられ上手は
・謙遜しない
・ありがとう^^と受け止める
できることなら、これにプラスアルファもう一言を私はおススメしてます^^
ほめ上手は、
・本当にいいと思っていることを言う
そうでないと、ウソつきになっちゃいますからね
・事実を具体的に言う
・相手が言われてうれしい言葉でほめる
これって意外と盲点。私たちは自分が言われてうれしい言葉で言いがちです
さらに、私は”ほめる”以外に、”ねぎらう”も好きですね。
ねぎらう、とは
相手がとってくれた労に感謝すること。
無理やりほめようとするよりも、相手の行動を見ていて、そこに感謝できることを探すほうが、言いやすい方も多いのでは。
いずれにしても、まずは相手のことをよーく見て、その行動や変化に気づいていることが大前提ですね。
事実でなければ、心に響きませんから。
新人だけではなく、自分の周りの人に嬉しさをプレゼントできるような関わりをしたいものですね。