コンプレックスがあるから輝ける!
シューズフィッティングアドバイザー/ファッションコーディネーターの富田いずみです。
※ブログの参加テーマをこれまでの「30代~ファッション」から「妊娠記録」に変更して書かせていただきます。
羊水検査を受けることが決まった際、
確定検査(G-band法)の結果を待つ間に
1週間程度(早くて2-3日)で結果が出る迅速検査(FISH法)も受けますか?と
クリニックから尋ねられました。
※羊水検査のレポートはこちらへ
考える時間がほしいので「お願いします」と答えたのですが、
これもまた酷なことで毎日ソワソワしながらスマホをチェックすることになりました。
クリニックの終了時間になると、「あぁ今日じゃなかったんだ」と一息ついたりして。
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週末を挟み、羊水検査からちょうど1週間ほど。
結果を聞きにいくと「21トリソミー陽性」ということでした。
検査方法からこれは「確定」とはいってはいけないそうですが、
ほぼほぼ確定と考えていいと聞いていたので本当にショックで息をするのも忘れるほど固まってしまいました。
サンプルとして確認した100細胞中、
正常な染色体の組み合わせなのが96,トリソミーの特徴がある組み合わせなのが4。
絶望的でした。
私の様子を見ながら、院長もカウンセラーさんも言葉を待ってくれている様子なのが伝わってきましたが、
マスクの下でぐっと口を結んで気を保つのに精一杯でした。
口を開こうとすると先に涙が出てきてしまう。。
やっと口から出たのは「Xって…女の子っていうことですよね?」という言葉。
男の子でも女の子でも嬉しい、そっかー女の子なんだ。
妊娠してから夢に一度だけど女の子が出てきたから、その子かな?なんて思った。
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NIPT認証機関のクリニックで血液検査から羊水検査までお世話になりました。
羊水検査のあと大丈夫でしたかと気遣ってくださったのも嬉しかった。
(「ご主人。16週だったし、痛い思いもさせちゃったし大変だったんですよ~」と夫に伝えてくれた😢
私から話すと主観的になってしまうので、お医者さんからいってもらえると、より有り難いなと思いました。)
毎回のカウンセリングでも「どんな検査なのか」を詳しく説明いただけたので、
「なぜFISHは確定診断といえないのか」という部分も理解することができていました。
だから脳は「あぁそうなのか」と納得していました。
それでも感情の部分は思い通りにはならないものですね。。
「ヤキモキするから確定診断にならないFISHは受けない」という考えがあるのも、
そうだよなぁと思います。
FISHは受けなくても受けてもそれぞれの夫婦の考え方がありますから、すべて正解なんじゃないかなと個人的には感じています。
※できるなら現実逃避したい!そんなのどう考えても頭グルグルしちゃうし無理だけど!
結果論でしかありませんが、うちの夫婦にとってはFISHの答えが聞けたからこそ、
「陽性」の結果を受けて自分たちがどう結論を出していくかという材料になったように思います。
これを書いている今は、まだ明確に答えを出せていませんが…。
G-band法の結果が出るのは19週という予測だったので、そこで「21週6日まで」に急に決断し行動しきれるのかという不安が大きかったので、FISHがあることで準備期間ができたと捉えています。
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私たち夫婦の何か遺伝的な要因だったら…ということも、G-band法の確定診断(FISH検査と異なり、細胞を培養し、手間暇かけて詳しく調べてくれる)で分かるということなので、その結果も早く知りたいところです。
次の妊娠ができる機会があったとして、また同じ思いをしてしまう確率が高いのか…というのも判断材料のひとつだと考えています。
次の妊娠…ということを考えたり、口にするだけで、お腹の子には罪悪感でいっぱいになります。
この子を否定しているようで、なんて自分はダメな母親なんだと落ち込みます。
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週末に実家に帰ろうとしたところ、両親が8年ぶりに我が家にやってくることになりました。
どんな結末になっても、お腹にいるこの子を両親に会わせたいと思っていました。
母には事前に21トリソミー陽性のことを伝えていました。
(父にも伝えてもらったのですが、イマイチ、ピンときていない様子だったようです…
「THE 昭和」な父で妊娠出産には詳しいわけがないから、分からなかったんだろうな。。)
母は「特別支援学校」を定年まで勤め、定年後も再雇用で勤務したという経歴をもっています。
母や父がどんな風に考えているか、考えを聞いてみたかったのでした。
※特別支援学校は障害がある方が通う学校です
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「(特別支援学校で教師を長年してきたけれど)今まで他人事だった。いざ当事者になってみると…」と口火を切った母の言葉は重かった。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
富田いずみ
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