今回は、当時中三だったムスコの話でもします。
今日は、とある私立高校の学校説明会に行ってきた。
この学校、二年前から、
「特別進学クラス」なるものを設立、
難関大学合格だの、世界を動かせる人物を輩出したいだの、
高い理念を掲げて、がんばっている。
ムスコは、以前別の場所で開かれた、
この学校の説明会に偶然参加、
センセイの熱意と授業カリキュラムのおもしろさにひかれ、
第一志望にするといいだしたのだ。
成績も「中の上」とっていれば、
入学させてくれそうだし、
がんばっていたのだが・・・
毎日20分間作文を書かせ、
年に2回は、企業向けプレゼン作成、発表の授業もある。
もちろん、勉強もぎっしり。
し・か・し・・・
彼の頭を悩ませたのは、
たっぷり時間のある英語の授業だった・・・
ここのコースは、英語にかなり力を入れている。
英会話ぺらぺらは当たり前、
文法などもしっかりやる。
ムスコは、英語が嫌いなのだ。
「アルファベットを見ただけで、むしずがはしるんだ」とか。
授業内容の説明が進むに連れて、
すっかり、ため息をついていた。
「やっぱ、おれ無理だわ」
フォーッ。
実は、この説明会に参加して、
私も、気がめいった。
プレゼン、文書作成能力、英語・・・
私自身にも、必要なことではないか?
法律を仕事にしているものとして、
法律の勉強ばかりやっていれば満足なのか?
それは、違うだろう。
この世界に入った以上、
常に自分の能力を高めることは、もう「義務」なのだ。
その基本が、プレゼンであり、文章作成能力であろう。
学校の先生も、
「毎日作文書いて1年やると、すごく生きる力が身につきます」
といってたっけ。
「子供ばかりではなく、親のオマエも勉強しろっ」ってことか・・・
フォーッ。
この学校、もちろん今も健在しています。
10年前の話なんですが、
ものすごく先見性のある教育カリキュラムですよね。
マジ、私が学びたかったわーん・・・し・か・し・・・
「無理無理無理・・・!!!」
と、風のささやき声が・・・
だって私、当時のムスコに輪をかけて
英語ダメダメーな人間ですから。
「ダメヨーッ・・ダメダメ・・・」
蛇足ですが・・・
結局、ムスコは他の私立高校を受験、
そのまま系列の大学に進み
現在は会社員やっています。
私ですか・・・???
勉強してますよ。ハイ!!!