とにかく安堵 | ここから青空

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日々の暮らし 身近なできごと 大事な思い

かかりつけ動物病院での見立てを受けたのち、

専門病院を予約をしてもらってからの期間は、

疑われている病気の重大さから、落ち着かない毎日だった。

 

私は自分にできることは食べさせることと思って

次女わんこに何を食べさせようかばかり考えて

自分たちのご飯を作る時間も減るし、何よりも気持ちが失せて、

お惣菜やお弁当に頼る日々だった。

 

手作りした流動食も受け付けないので

抵抗されながら無理矢理口にねじ込むこともあって辛いときに

たまたま寝坊していた夫に「どれくらい食べた?」と他人事のように聞かれて

怒りをぶつけもした。

 

通院を決めてから

 

夫は「最悪のことを考えている。腹くくっている」だった。

 

夫婦で一致した意見は、

どんな確定診断されても受け入れて、最善の治療を望むこと。

ただし、当犬に負担のない治療をして欲しいということ。

 

 

早朝に家を出てから夜に帰宅するまでの長い一日。

 

血液検査やエコー検査をしてもらって、さらに

麻酔下での内視鏡検査もしてもらった結果、

 

今の症状を引き起こす、明らかな異常は見つからなかったそうだ。

 

獣医師の話に、気が抜けるくらいホッとした。

 

悪性の腫瘍の疑いが晴れたわけではないけれど

内視鏡で診た胃や腸の中に「これが!」という異常がなかったそうだ。

 

即座に開腹手術になることや

もっと悪い場合、手の施しようがないといわれることも想像していたので

それに比べたら想定外の吉報だった。
 

 

 

 

現在、採取した組織を調べてもらっているので、その結果待ち。

そして、依然として、症状が起きる原因が不明なので

この先はCTになりそう。

 

 

それから、とにかく、食べないことには

検査をするための土台の体力がなくなるということで

“食道チューブ”をつけてもらった。

 


提案されたときには、かわいそうに思えたチューブの装着、

待ち時間にネットで調べて、メリットが多いことで納得。

実際に、お互いに給餌時のストレスから解放されたと感じる。

当犬も、管がついた状態でも、気にしていない。


 

首に巻いたネックウォーマー風サポーターの下に収納