夫の実家が変わっていく | ここから青空

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夫の実家=一昨年まで義母が独り暮らしていた家。

 

義母がサ高住に部屋を借りて、そちらに移り住んでからは

夫の滞在拠点となっている。

近くに住む義姉も訪れはするけれど、泊まりはしない。

 

その家に、徐々に、夫の私物が増えていく。

着替えだったり、仕事用に買った本だったり、

いちいち自宅に持ち帰らなくて良いようにとストックされていく。

 

数か月に一度だけれど、私も行くようになって

同じように着替えや化粧品を置いておくようになった。

 

今回は夫婦分のスリッパを新しく買い、

あと、自分用のトリートメントも風呂場に置いてきた。

実は、そちらで練習するときのために

卓球のシューズやユニフォームも置いてある。

 

私たち夫婦が侵食しているようになっているけれど

侵食度合いでいったら圧倒的なのは実の息子の夫だし

それらは、利便性優先の結果なので、それほど気にはしていない。

 

それ以外で、家の変わりように関して

義母に対して申し訳ないなぁと、心に引っかかることが一つある。

 

それは、大事に育てられていたばずの植物が枯れていくこと。

 

夫は鉢植えの面倒をみない。水をやったりしない。

日照の調整もしない。

だから、家の中の鉢植えが、枯れていく。

 

正月に泊ったときに瀕死だったシャコバサボテンは

水を与え、置き場所も変えたけれど

今回の滞在で見たときには、すっかり枯れてしまっていた。

玄関先の万年青もマーガレットも

雨の当たりにくいところにあったために、かわいそうな姿になっていた。

いくつかある植木鉢には、雑草が生えていた。

 

夫は、それは義母も仕方がないことだと了承しているという。

でも、どんな気持ちで諦めたんだろうと考える。

夫に対しては、なんで水やり程度のことができないのか?と思う。

そして、それを言えず、自らも何もできない自分が悲しい。

 

こんなことも思う。

 

もしも、私が入院したり、死んだりしたら。

うちにある植物も全部枯れちゃうんだな…。