長女わんこがシェルティの理由 | ここから青空

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我が家が最初の犬を迎えたのは、2002年の秋。

 

ペット飼育可のマンションに越して、1年ほど経過したころだった。

 

もともと猫好き、猫が飼いたかった私に対して、

夫は犬を主張した。実家でも柴のオスを飼っていたくらいだから、犬が好き。

私が折れて、犬ということになったのちの犬種選びでも意見対立。

犬に少し詳しい夫の希望は犬らしい犬のメス

レトリーバーボーダーコリービーグルが良かったらしい。

メスっていうのは、オスより飼いやすいからだといっていた。

 

知識皆無の私の希望は、見た目がかわいい犬

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(ウエスティ)を希望した。

 

そうそう、犬種選びのときに、私が絶対に譲れないと主張したことは

成犬になっても、

私が抱きかかえて運べるサイズの犬

 

それは、大事なポイントだった。

子犬すら迎えていない時期に、心配性が過ぎるようだけれど

そのコが病気になったとき、年老いたときのことを考えていた。

(でも、実際、ここにこだわったのは正解だったと思う)

 

 

そんなこんなで、妥協点は中型犬だねー、となっていたころ

夫が仕事の関係で知り合った方に、犬のブリーダーさんがいた。

その方が、シェットランド・シープドッグ(シェルティ)のブリーダーさんだった。

 

シェルティ‼

ラッシーに似ている犬らしい容姿、それだけで賢い犬に思える。

大きすぎない体格。いいね、それ。

かわいいかどうかは、初めてその犬種名を知った私にはわからなかったけれど

その話が出てから調べた範囲で、

初心者でも育てやすいほうではある、と書いてあったので乗り気になった。

 

夫婦の意見がまとまり、夫がそのブリーダーさんにお願いした。

 

ちょうど、そこの犬舎で子犬が2頭生まれたので

そのうちの1頭を譲ってもらえることになった。

 

そうして、ブリーダーさん宅に迎えに行って出会ったのが

生後2か月の、長女わんこだった。

超激かわいいわんこだった

 

 

 

 

初めての犬との生活は、わからないことも多く

本に書かれた育て方を鵜呑みにしてしまい、

今考えれば厳しくし過ぎたと思うこともあるし、

的外れなことをして、獣医の先生に叱られたこともあった。

 

それでも、長女わんこは、

優しいコに育ってくれて、私たちのオキシトシンを満タンにしてくれて

途中からは、てんかん発作の病気で服用の毎日になったけれど、

与えられた時間をせいいっぱい生きてくれた。

 

偶然の重なりでやってきた長女わんこは、

思うだけで、やっぱり泣けてくる、大事な宝物になった。

 

 

今でも、出先だけでなくて、テレビのCMの中でさえ

シェルティを見かけると釘付けになるし、

シェルティさんの登場するブログは、訪問するのが楽しみ。