genki Alchemy STUDIO✴︎

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NO Human、NO Artist
私の手から生まれるカタチ、音、花、文字を通じて美しきものを探求するgenki mogamiyaのブログ。

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湿気対策に、沢の整備をしています。
友人から、沢にある枝や石、倒木を退けてあげると、水の流れができ、流れができると水をひきこみ水量を増す。そして然るべき谷へと流れてゆき、そしてそこに風の流れができる。

そんなことで変わるんだろうか。。

正直思ってました。

でも、まぁ沢の整備と間伐くらいしか、湿気問題の対処法がないため、やってみることに。

ちなみに沢は小屋から100メールほど離れています。しかし倒木などで本来あったであろう流れが遮られ、途中で地面に吸収されていました。

実際に昨日と今日、約4時間くらいかけてひたすら沢道を作るために、枝を払っていく。すると、本当にびっくりするくらい、目に見えて水量が上がっていく。








でも、水量が上がると、また流れる砂や木の枝が流れて来て、ちょっとした木のの根っこなんかの引っ掛かりでつまって、また水量が弱くなる。
結果的にはどんどん良くなってるんだけど、ずーっとそれの繰り返し。










作業をしながら、なんかカバラみたいだなと、ふと思いました。
いつもなんどもぶつかることはあるけど、おんなじところだったりするけど、確実にすこしずつ良くなる。

夕方になり熊の気配を感じたので、川作業をやめ、火を大きくする。
枝を集めている間、小屋の下の段の沼にふと目をやると、沼が枯れて来ている!
すこし手を加えただけたのに、こんなにも変化が起きてることに感動。
そして風も、沢を整備した谷から今までにないほどの風が吹き込んでくる。
その風が、また火を大きくする。

こんなにも違うのか。

湿度と住環境に圧迫され停滞していた小屋暮らしに、少し変化してゆく喜びを取り戻し始めました。

大地は面白い。

#大地から見る形而上学