「カナダ騎馬警察」の紹介(5) | 日本人から見た欧米の素朴な疑問

「カナダ騎馬警察」の紹介(5)

いよいよ、テーマであるオタワの騎馬警察に入りますが、
自分自身が訪れたオタワの名所も断片的ながら紹介します。まずオタワの中心部にあるネオ・ゴシック様式でそびえたつ国会議事堂、2002年7月1日の独立記念日と、その2日後の7月3日に訪れました。また同じく中心部にあるオタワ市民の幸せな日々の象徴的存在になっているリドー運河。オタワには重化学工業地帯が全くないので、都心部にある川(運河)とは思えないほど、ヘドロとは全く無縁で水質がとてもきれいでした。
 その他、第2次世界大戦を中心に17世紀から20世紀において、カナダが参戦した歴史を物語るカナダ戦争博物館、歴代のカナダ首相を勤めたローリエ、キング、ピアソンの首相時代を展示したローリエ・ハウス、イギリス王室のカナダ総督公邸であるリドー・ホール、言うなればエリザベス女王からなるイギリス王室は、カナダに「君臨すれども統治せず」を物語っているのです。
 もちろん、カナダの首都オタワを訪れたならば、これらの名所も見物することを、おすすめ致します。さて本題であるオタワの騎馬警察を、紹介しますと「ミュージカル・ライド・センター」はオタワの政府首脳関係者や上流階級が居住して、田園地帯的郊外を漂わせる所に位置し、国会議事堂から自動車で、約30分ほどで行ける所にあります。
 緑一面に覆われた表玄関に芝生では、中央には赤い花の円状に囲まれて、その中心点の一際高いポールには、カナダ国旗が翻り、高さにしてカナダ国旗のポール半分ほどの3準州を含む13州旗が、円状にカナダ国旗を引き立てて翻っていました。
 当時、20代半ばで金髪、青い目でアングロサクソン系を想わせるような美人ガイドによるツアーが、開始されました。ツアーの内容は、ミュージカル・ライド(音楽に合わせた馬術ショー)の練習に使われる屋内のトレーニング・グラウンドや、イギリス王室を始めとした各国首脳のパレードに使用された馬車やRCMP(Royal Canadian Mounted Police、王立カナダ騎馬警察)の歴史を展示した絵画や写真、ミュージカル・ライドに使われる道具の展示や名馬の飼育ぶりが、説明されました。
 また名馬の飼育ぶりについてですが、RCMPは警官ばかりでなく軍隊や行政官的要素もあるので、名馬の名前にはローマ帝国の皇帝シーザーや、フランスの天才的将軍兼皇帝ナポレオン、第2次世界大戦の英雄で、後にアメリカ大統領になったアイゼンハワー元帥の愛称に因んだアイクといった、世界史に残る英雄名が印象的でした。
 次回は、ミュージカル・ライドを紹介します。