「カナダ騎馬警察」の紹介(3) | 日本人から見た欧米の素朴な疑問

「カナダ騎馬警察」の紹介(3)

今回は、2002年夏のカナダ東部における大都市トロントの旅を、中心に紹介いたします。前回に紹介した2001年夏のレジャイナ、バンクーバーのカナダ西部の旅が1回目なので、02年夏のトロント、オタワのカナダ東部の旅は、2回目となります。
 2回目は、成田国際空港から直行便で、オンタリオ州の州都トロントに向かいました。トロントとは、カナダ先住民の言葉で「人の集まる所」を意味し、人口は郊外も含めると約500万人のカナダ最大の都市です。また世界中からの移民も多く、話す言葉は100以上の母語ではありますが、アメリカと違い、人々には原則的に銃を持つことが許されていないせいか、治安がアメリカの大都市と比較すれば、とても安全で、反目や流血といった噂が聞こえてこないのは、保守的で暴力を好まないアングロサクソン系の人々(ピューリタンの伝統)による影響のたまものです。
 私自身がトロントを見て、とても印象的に残ったのは高さにして、約550メートルのCN(Canadian National)タワーでした。完全な独立国とはいえ、経済的にはアメリカに主導権を、握られるところが見られる一方で、カナダ資本で、頭をどのビルよりも雲に近づけ四方のアメリカ系大企業ビルを、見下ろす光景は、独立国カナダの意地と誇りが、まさに感じられました。
 そして、決定的なアピールでは、CNタワーの外観に、CANADAの大きな文字と赤いカエデをしたカナダ国旗が、国名の最初(C)と最後(A)の文字の前後に、描かれていることでした。
 次回は、首都オタワの旅を紹介いたします。