「カナダ騎馬警察」の紹介(1) | 日本人から見た欧米の素朴な疑問

「カナダ騎馬警察」の紹介(1)

 大方の日本人は、カナダの夏の旅といえば、カナディアン・ロッキー、ナイアガラの滝、赤毛のアンといった旅を思い浮かべますが、地元のカナダ人がこれらに負けないくらい世界に向かって自慢するのが、王立カナダ騎馬警察(英語では、RCMP(Royal Canadian Mounted Police の略)によるミュージカル・ライドという馬術ショーを中心とした儀式なのです。

 私は2001年と02年の夏に2回カナダに行き、1回目は、西部サスカチュワン州レジャイナ(ラテン語で女王を意味)と太平洋岸BC州(ブリティッシュ・コロンビア)バンクーバー、そして2回目は、カナダ最大の都市である東部オンタリオ州トロント経由で、カナダの首都である同州オタワのRCMP関係の施設を、見て来ました。

 RCMPのルーツは、カナダが1867年7月1日にイギリス連邦の自治領として独立してまもない1873年に、治安維持のためレジャイナで発足し、大英帝国の威信を借りるための赤いチュニック(上着)とスティッソン帽(硬いつばのスカウト帽)は、それを見ただけで、カナダのシンボルといっていいほど世界的に有名であります。

 なおカナダは、れっきとした完全な独立国でありながらも、王立(Royal)の表現が使われているのは、オーストラリア、ニュージーランドと並んでイギリス連邦の一国であり、エリザベス女王からなるイギリス王室を、三ヶ国共元首にいだいているからなのです。

 さてこの紹介の続きは、次回に致します。